こんにちは~池さんです(#^^#)
今回のテーマはこちら!
【諦めないで!】自信を失うプロセスと自信の取り戻し方を丁寧に解説!
誰でも「あ~失敗した・・・」と後で振り返って反省することがあると思います。あなたにも同じような経験はありませんか?
その時に、自信を失って次の行動に移せなかったり、ためらったりすることはないでしょうか?
これは自分自身を守るため、傷つくことをこれ以上避けるため、心理的にブレーキをかけている状態なので、誰にでも起こる当たり前の現象なのです。
どんな過程を経て自信を失っていくのか、そして失った自信を今度はどう回復させていったらいいのか、解説していこうと思います☺
今回の記事は以下のような人におススメです。
・これから自信を取り戻したいと考えて、どう行動したらいいか悩んでいる
・周りに自信をなくしている人がいて、どう声をかけていいか不安
【そうだったのか💡】自信を失う心のプロセスとは!
人は誰しも人生の中で失敗や挫折を経験し、気分が落ち込み自信を失うタイミングがあると思います。
それを糧に成長していける人と、いつまでも失敗や挫折に執着する人がいます。
どちらにせよ、今日明日を共に生きていくことには変わりありません。
では、どうして両者のような考え方の違いが出てくるのでしょうか❔
「きっかけ」「行動」「修正」「改善」のバランスが崩れてしまう
ビジネス業界でもよく使われる、PDCAサイクルによく似た考え方ではありますが、これは心のプロセスにも応用できます。
簡単な例を挙げて説明していきたいと思います。
②作成した書類にミスが見つかり、上司から強く叱責される(行動)
③「次からは自分で見返したあとに、同期の○○に1回チェックしてもらおう」(修正)
④同じようなミスが減り、上司から叱られる回数も少なくなった(改善)
肝心なのは、③の「修正」です。ここで、自信を失って終わるか次に活かせるかの道が分かれます。
①と②は、起こってしまった事実としては変えられませんが、③と④についてはその人の考え方次第で変えることができます。
つまり、「やってしまった・・・」と落ち込んで終わることも、「次はこうしてみよう」と前向きに考えることもできるのです。
自信を失っている人の多くが、「自分はダメな人間だ」「自分には価値がないんだ」と落ち込み、次の具体的な修正ができなくなってしまいます。
すると、次の「改善」へのステップが踏めず、結果的に失敗の回数が増えてしまい、さらに自信を失ってしまう・・・という負のスパイラルに入ってしまいます。
「じゃあ、落ち込んだ気持ちはそのままにしておいて、具体的な対処方法を考えることが大切なの?」と思う人もいるかもしれません。
確かにそれも大事なポイントではあります。ここでお伝えしたい大切なことは、「自分の中で変えられることと変えられないことがあると知ること」です。
そして、変えられること(=③「修正」と④「改善」)に意識を向け、それをどう変えていけるか考えると良いでしょう。
「落ち込んでしまった…」「自分はダメな人間だ…」という感情的な部分は、別の方法で解消していきます。
今回は、割愛しますが、以下の記事に詳しく書いているので、気になる方はチェックしてみてください☺
「現実の自分」と「理想の自分」がかけ離れてしまう
他人から否定されたり自分の思った通りに結果がついてこなくて自信を失うことがあります。
その背景には、心の中にある「現実」と「理想」のギャップが大きくなっているというワナが隠れています。
”良い”先輩であろうとする、”完璧”に家事・育児をこなす母親でいたい、バリバリ仕事ができる”私”・・・
もちろん、それを1つの目標にすることでモチベーションが高まったり、やりがいが感じられたりすることもあります。
一方、その目標を高く設定しすぎたり、他人から押し付けられた理想像に近づこうと無理をしすぎたりすると、心の安定感がなくなってきます。
すると、いつまでも理想の自分になれないことに嫌気がさしてきます。
これが、「自信をなくす」の正体なのです。
まずは、「理想と現実が大きくかけ離れているんだな」「それが自信を失っているワケなんだな」と気づくことが大切です。
なぜ、自分はここまで理想を思い求めているのか、肩の力を抜いて等身大でいられないんだろうと内省をしてみると良いでしょう。
そこで得た気づきが「自分らしく生きる(=自信を取り戻す)」ヒントをくれるはずです☺
【試してほしい】自信を取り戻すための方法
では、実際に傷ついた自尊心を癒し、自信を取り戻すにはどうしたら良いでしょうか。
先に結論をお伝えすると、「安心できる場を持ちながら、試行錯誤を続けること」と「小さなことでも成功体験を積むこと」です。
安心できる場を持ちながら、試行錯誤を続けること
ここで挙げる「安心できる場」とは、「リフレッシュできる場所や時間、人や行動」のことです。
つまり、失敗して落ち込んだ時に自分自身を取り戻せる機会がきちんとある状態のことを指します。
- 行きつけの公園で散歩をする
- 知り合いと出会える飲み屋に行く
- 週1回のスポーツジムで思いっきり体を動かす
- 習い事の朗読会で本の世界に入り込む
- 家族と買い物、外食、ドライブなどして過ごす
「失敗は成功のもと」ということわざがあるように、何か目標を達成するために失敗はつきものです。
もちろん失敗したら落ち込んだりやる気が落ちてしまうことも当然あります。
大事なことは、そんな時にきちっと立ち直れる環境が確保できていることなので、それが十分できていれば、あとは試行錯誤を繰り返すなかで自然と自信がついてきます 💡
小さなことでも成功体験を積むこと
もう一つ大切なことは、どんなに小さなことでも良いので成功を味わう回数を増やすことです。
課題に対する自信は, 自己の成功経験の振り返りと自尊心から正の影響を受け, 課題に対する努力量は, 自己の成功経験の振り返りから正の影響をうけていた。 ~中略~ 成功経験の意識的な振り返りを行うことによって経験からの学習効果が高まる可能性が示唆された。
上記の研究結果からも明らかな通り、成功体験の振り返りが自信の向上に効果的であり、行動の努力量に関係しているのです。
周りの人が見たら「そんなことできて当たり前じゃん」って思うようなことでも問題ありません。
その人たちの見ている世界や価値観と、あなたの見ている世界や価値観は違います。
例えば、「今日は朝決めた時間に起きれた」「部屋の掃除をした」「会社に行った」など些細なことで構いません。
その時に、「よくやった自分!」「頑張ったじゃん!」と自分の行為を労ってあげましょう。
小さな階段を1段ずつ上ることで確実に前に進んでいるので、安心してください。
結果的に、自然と自信がついていることに気が付くでしょう。
もしそれでも失敗したら、上記で挙げたような安心できる場に身を置いて、元気が出てきたらまた歩き出せば良いのです☺
成功体験と積むことと同じくらい、自分を大切にすることも重要です。この点については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。
【臨床心理士より】自信を失ったあなたへ伝えたいこと
最後に、失敗や挫折を繰り返して心が疲れてしまっているあなたへ伝えたいことがあります。
それは「その時のあなたは、そうすることが”良い”と思って行動していたんだよね」ということです。
その行動が間違っていたか正しかったかというのは、その後の経過を見ないと分かりません。
でも、その時の”判断”は、「正しい」と思います。
あなたはその時のベストな答えを出して、行動したのですから、それは間違っていないと思います。
結果的に、自分が苦しんだり、相手を困らせてしまったと分かったら、そこで修正できれば問題ありません。
よく、昔の辛かった経験を笑い話にする人がいます。
この人たちが、当時からその経験を笑って周りに話せていたでしょうか。
私はそうではないと思っています。
長い年月を変えて、「笑い」に変えていったのだと思います。
つまり、「辛かった経験」から「笑えるような経験」へ考え方をシフトしていったのです。
今、あなたは自信を失っているかもしれません。
そう簡単に考え方は変わらないと思いますが、いつかきっと今感じている「心の痛み」が”かさぶた”となり、多少”傷跡”は残ったとしても”過去のこと”として”あなたの成長”に繋がるでしょう。
今はそう思えないかもしれません。
大切なのは、「どんなあなたでも受け入れてくれる人を見つけ、その人のそばにいること」です。
あとは時間が解決してくれます。その人と一緒の時間を過ごし、少しずつ心の傷が癒される中で自信が取り戻せるでしょう☺
心のゆとりを持つために大切なことは以下の記事にまとめましたので、ぜひ続けてお読みください。
本日のお話は以上になります。今日も良い1日をお過ごしください(*’ω’*)
池さんでした😊
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