こんにちは~池さんです(#^^#)
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【自分が嫌いな人必見】タイプ別自己嫌悪に苦しむ人の特徴と解決策
あなたは自分が好きですか?この記事を読んでくれているということは、少なからず自分が嫌いであったり、近くに自己嫌悪感の強い人がいて困っていたりする人ではないでしょうか。
「自分のことが好きになれない…」「どうしても他人と比べて自分の嫌なところに目がいく」
このように感じてるのは、決して少数派ではありません。
誰しも自分の嫌いなところや、認めたくないところがあるものです。それを補おうと、好きなところを伸ばしたり、”嫌い”をエネルギーにして仕事や勉強に打ち込めたりするのです。
しかし、「自分が嫌い」の呪いにかかり、何も手につかない、人間関係でぎくしゃくする、新しいことにチャレンジできないといった障壁があるならば、今回の記事が参考になると思います。
・自己嫌悪の気持ちが強い友人(パートナー、上司、知人)がいる。どういう背景があるの?
・自分を嫌いになる呪いから解放されたい。どういう風に克服していったらいいの?
このような疑問や問題を抱えている人におススメです。ぜひ読み進めてください☺
では、自己嫌悪に苦しむ人の特徴をタイプ別に解説していきましょう!
【4つに分類】自己嫌悪に苦しむ人の特徴
・毒親タイプ(幼少期の親の影響を強く受け、自分自身を愛せなくなった人)
・劣等感タイプ(子供時代に数多の競争に敗れ、自信を失った人)
・ナルシストタイプ(自己嫌悪の感情を他人に向け、自分の正当性を主張する人)
・悲劇のヒロインタイプ(弱い自分をアピールすることで、周囲から関心を得ようとする人)
それぞれのタイプにそれぞれの背景・要因があり、同じ”自己嫌悪に苦しむ人”でもさまざまなパターンがあります。
それでは、以下で1つずつ詳しく解説していきます。
毒親タイプ(幼少期の親の影響を強く受け、自分自身を愛せなくなった人)
1つ目のタイプは、「毒親タイプ」です。
毒親とは、近年生まれた俗語であり、正確な定義はありませんが、一般的には「子供に悪影響を及ぼす親、つまり子供を傷つけたり、支配したりする親の総称」と言われています。
毒親については、以下の記事が参考になります。
毒親タイプは、小さい頃から親の教育観や価値観にさらされてきたことで、能力以上のことを求められたり、自分の言動を否定されたりして生きてきた人が多いです。
親の欲求や希望を満たすことが第一のため、子供の頃のあなたの心や気持ちはないがしろにされてきたことでしょう。
ただ、これはあなた自身の問題ではなく、親の問題です。親も祖父母からあなたと同じような教育を受けてきたかもしれませんが、そのこととあなたに同じ教育を受けさせることは別のことです(もしくは、受けられなかった教育をあなたに受けさせたいと、半ば強要している場合もあります)。
幼少期の経験はその後の人生においても強く影響を残すため、体に強く染み込んだクセとして、親から愛されたなかった自分のことを”嫌う”のです。
劣等感タイプ(子供時代に数多の競争に敗れ、自信を失った人)
2つ目のタイプは、「劣等感タイプ」です。
劣等感タイプは、主に小学校~中学校にかけて勉強や運動などさまざまな基準で比較されてきた中で、思うような結果が残せなかった、周囲に比べて成績が劣っていた人に多いです。
他人との競争の中で自分の良さや強みが見つけられず、人生の早い段階で「自分はダメな人間だ」「能力の低い何もできないヤツだ」というレッテルを貼っています。
中には、あなたの突出した素晴らしい才能に気づいて声をかけてくれた人もいるかもしれませんが、それよりも先にあなたの自尊心が失われてしまっていた可能性もあります。
できない自分に嫌気がさしながら、知らず知らずのうちに他人と比較した人生を送り、時には自分より立場の弱い人や、能力の低い人にそのいらだちの矛先を向けたことがあるかもしれません。
劣等感タイプの人は、自分の良さが分からない・見つけらえないことで、自分らしさを失っています。
まずは、あなたの良さは、他人との比較の中にはないことに気づくことが大切です☺
ナルシストタイプ(自己嫌悪の感情を他人に向け、自分の正当性を主張する人)
3つ目のタイプは、「ナルシストタイプ」です。
ナルシストタイプは、自己愛(自分を特別な存在として強く感じること)が強く、正義感を強く持って疑わない人に多いです。
一見、自分に自信があり、強い信念を持っているように思われますが、実は根っこに自分自身への強い嫌悪感があります。
その嫌悪感を隠すため・向き合わないようにするため、他人にその矛先を向けて暴言を吐いたり、批難したりして、その場の解放感や優越感に浸ります。それが行動の原動力になり、また同じように相手を打ち負かせようとします。
「相手が悪い。相手が間違っている」「自分は正論を言っている」と自分の行いを合理化・正当化することにより、強い自己嫌悪に苦しむことを避けますが、根本的な”自己嫌悪と向き合う”ことは解決していないので、他者への攻撃が止むことはありません。
ナルシストタイプが身近にいると、攻撃の対象になる可能性が高くなり、矛先があなたに向けられると、理不尽に傷つけられることがあるので、注意が必要です。
その人が自分の問題に向き合う作業を支える気持ちがあなたにないのであれば、距離を置いて近づかないことが大切です☺
悲劇のヒロインタイプ(弱い自分をアピールすることで、周囲から関心を得ようとする人)
最後のタイプは、「悲劇のヒロインタイプ」です。
悲劇のヒロインタイプは、他人に守られることで自分の弱い部分をカバーしている、いわば依存心の強い人に多いです。
これまでの経験の中で、自分が弱い立場である、周りから守られる存在であるという価値観が強く根付いています。
ある日、病気やケガ、失敗や挫折などを経験し、大きく自尊心や自己肯定感が落ち込んだとき、偶然にも周囲から優しくされたり、気にかけてもらったりしたことで、その”うまみ”に気づいたのです。
自分の嫌いな部分や弱いところを他人の庇護によって見ないようにしているとも考えられます。
よく言えば、甘え上手であり、他人を上手に頼れますが、自分で困難を乗り越える力が育たず、自立が遠のいている人もいます☺
【タイプ別】自己嫌悪に苦しむ人の対処法・解決法
それぞれのタイプの特徴を詳しく解説したうえで、それぞれのタイプに合った解決法や対処法について説明していきます。
先に結論をお伝えすると、以下にまとめられます。
・毒親タイプ【自分と親の問題を切り離す、親と真剣に向き合って親を許す】
・劣等感タイプ【傷ついた幼心を受け入れる、自己理解を深めて自分のよいとこ探しをする】
・ナルシストタイプ【自身の自己嫌悪に気づく、生活や心に余裕を持つ】
・悲劇のヒロインタイプ【他人の関心を得られる別の方法を探す】
毒親タイプ【自分と親の問題を切り離す、親と真剣に向き合って親を許す】
毒親タイプにとって大切なのは、親との関係をどう解釈するかということです。
これまで親の強い人生観・教育観に左右され、自分の意見や考えを分かってもらえなかった・尊重してもらえなかった事実や経験は変えられません。
しかし、これまでの親との関係やあなたの傷ついた心は今からでもメスを入れることができます。
あの時は我慢して正直に言えなかったことも、時間が経ち、成長した今なら伝えられることもあるでしょう。
幼少期の苦い経験やトラウマが脳裏をよぎり、足がすくむこともあるでしょう。意気込んだものの、やはり親には反抗できない…そのくらい、親の存在が大きかった証拠です。
この負の連鎖を解くには、親との関係に面と向かって取り組まなければなりません。
具体的には、親に直接自分の素直な思いを伝える(当時辛かったことや嫌だったことや、こうして欲しかったなど)、他者に自分と親の関係性について告白するなどが挙げられます。
幼少期で止まっている自分の心を救うには、多少痛みはあっても、この問題に着手するほか方法はありません。
親は親、自分は自分のテリトリー(領域)があります。親から影響を受けている度合いが強いほど、あなたは親の領域に属している割合が多いと言えます。
それをどれだけ切り離し、あなたはあなたの領域を守れるかが大切です。
時にはあれだけ憎かった親を許さねば自分の気持ちの整理がつけられない場合もあるでしょう。簡単な作業ではありませんが、自分の人生を歩むためには避けられない道です。
どうかおひとりで抱え込まず、信頼できる人の協力のもと行ってください☺
劣等感タイプ【傷ついた幼心を受け入れる、自己理解を深めて自分のよいとこ探しをする】
劣等感タイプにとって重要なのは、「弱い自分も強い自分も自分なんだ」と受け入れることです。
劣等感を抱く人は、高級ブランドで身を包んだり、承認欲求を求めて派手な行いをしてみたりして、弱い自分を隠そうとします。
しかし、表面的には優越感に浸れたり、自尊心が高まったりしても、それはかりそめであることが多く、本当の意味で自分らしく堂々と生きていることにはなりません。
目を向けたくない弱くて脆い、小さな自分も含めて”自分”であり、強がらずとも小さい頃から片鱗を見せているあなたの強みも”自分”なのです。
小さい頃に他者との競争で疲れ、勝てないことに絶望し、傷ついた過去も紛れもない自分の人生だったんだと受け入れるところがスタートです。
そして、自分に根付いている劣等感を認め、新しく自分のよいとこ探しをしましょう。
物事は多面的に捉えることができ、自分が短所だと思っていたところが、他人にはないあなただけの魅力に映ることも珍しくありません。
「勉強ができなくてバカだった自分」→「勉強ができない人の気持ちが分かる」「分かりにくい教材の特徴が分かる(どこが分かりにくいか、分からない人の視点で見れる)」
「背が小さくていじめられていた自分」→「レディースの服が着れる」「身長が低いので、威圧的に見えない」
自分をよく知っている友人や家族、会社の同期などからよいとこを聞くのも良いかもしれません。
自己理解に関しては、以下の参考記事でより詳しく解説しているので、ご参照ください。。
ナルシストタイプ【自身の自己嫌悪に気づく、生活や心に余裕を持つ】
ナルシストタイプは、まず自分自身が持っている自己嫌悪の感情に気づくことが大切です。
言い換えれば、問題意識を持つ、困り感を抱くことです。
このタイプは、パーソナリティとして強く形成が進んでいるため、自分自身で自己嫌悪に気づくことが難しいです。
自分の心の中にある自己嫌悪を、あるものとして感じて抑圧するのではなく、そもそも持っていないものとして否認している場合があります。
すると、他人からそれを指摘されてもピンとこず、時には逆上することもあるかもしれません。
したがって、ナルシストタイプが自分自身で自己嫌悪の感情に気づくことは難しいのですが、このタイプは対人関係でつまづくことが多々あるため、「自分が人付き合いが何だかうまくいかない」と感じた瞬間がチャンスです。
周りの意見もようやく耳に入る段階なので、少しずつ自分の言動を振り返り、今まで感じもしなかった自己嫌悪の存在に気づいていけるよう声をかけていきましょう。
また、社会生活で行き詰っている場合は、しっかり心身のケアを行い、健康体でいることも重要です。自分の考えや価値観を見直して変化させるには、多くのエネルギーが必要になるので、計画的な休養を取り入れるようすると良いでしょう☺
悲劇のヒロインタイプ【他人の関心を得られる別の方法を探す】
悲劇のヒロインタイプは、自分の対人関係の取り方を見直すことが大切です。
意識的にしろ、無意識的にしろ、自分を弱弱しく見せる演技が沁みついている可能性があります。
なぜなら、経験的に得られた最も効率の良い対処法の1つだからです。
しかし、相手は「なんだかわざとらしいな」「あざとい人だな」と感じるかもしれません。あなたのことを気に掛けるには労力が必要なのです。
優しくするのも、気を遣うのも、手伝うのも心と体のエネルギーを消費します。
弱い自分をたまに見せたり、自分も相手に優しくして持ちつ持たれつの関係だったりする場合は、相手との関係性に大きな亀裂が入ることは少ないでしょう。
また、相手の関心を得たり、気にかけてもらうための方法は他にもあることを知ることが大切です。
例えば、毎日顔を合わせた人にあいさつをする、相手の話に関心を持って聞く、会議で積極的に発言するなどが挙げられます。
要するに、人と良好な関係性を築いていれば、上記のようなささいな行動でも自分の存在を受け入れてくれたり、認めてくれたり、注目されたりするのです。
他人との心を通わせた情緒的な関わりの中で、あなたが隠していた自己嫌悪の感情が少しずつ浄化し、「弱くなくても受け入れてくれる人がいる」「強くあっても守ってくれる人がいる」と体験的に学べるでしょう☺
まとめ
今回は、【自分が嫌いな人必見】タイプ別自己嫌悪に苦しむ人の特徴と解決策というテーマでお話しました。
自己嫌悪に陥る人の特徴をタイプ別に分け、その背景と対処法について詳しく解説した結果、以下のようにまとめられます。
・毒親タイプ(幼少期の親の影響を強く受け、自分自身を愛せなくなった人)
・劣等感タイプ(子供時代に数多の競争に敗れ、自信を失った人)
・ナルシストタイプ(自己嫌悪の感情を他人に向け、自分の正当性を主張する人)
・悲劇のヒロインタイプ(弱い自分をアピールすることで、周囲から関心を得ようとする人)
どのタイプも結果的に自己嫌悪という形で人間関係や社会生活に適応し、自分のメンタルヘルス維持に役立てています。
そして、それぞれのタイプで、自己嫌悪を克服する対処法や解決策が異なっており、まとめると以下になります。
・毒親タイプ【自分と親の問題を切り離す、親と真剣に向き合って親を許す】
・劣等感タイプ【傷ついた幼心を受け入れる、自己理解を深めて自分のよいとこ探しをする】
・ナルシストタイプ【自身の自己嫌悪に気づく、生活や心に余裕を持つ】
・悲劇のヒロインタイプ【他人の関心を得られる別の方法を探す】
「自分なんて取るに足らない存在だ…」「自分はとても弱い人間だ…」
このような自分自身の”触れたくなかった”部分に向き合うことは、想像を絶する覚悟やエネルギーが必要です。
自分一人で自分の内面と向き合える人は、真っ暗で無音な自室の中で椅子に座り、目を閉じて自分自身の心と対話して内省を深めることができるでしょう。
しかし、多くの人は、自分一人で自分の過去を振り返り、自分の課題に向き合うときに感じるさまざまな感情に飲み込まれ、さらに自己嫌悪に苦しむでしょう。
そうならないためには、あなた一人ではなく、あなたがもがき苦しむ姿に寄り添い、そばで見守ってくれる存在が必要です。
それは、親友でも、恋人や伴侶でも、先輩や上司でも、カウンセラーでも良いでしょう。
誰かに自分の辛さを分かってもらえると、自然とあなたらしさが顔を出し、本当に自分らしい生き方になります。
今日、明日ですぐに嫌いな自分を変えることはできませんが、長い時間をかけてじっくりゆっくり自分と対話していきましょう☺
本日のお話は以上になります。今回のお話が少しでもあなたの生活の役に立てたら幸いです。
今日も素敵な1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)
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