【あなたは知ってた?】泣く・号泣することの効果やメリット4選

こんにちは~池さんです(#^^#)

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【あなたは知ってた?】泣く・号泣することの効果やメリット4選

人は感情的になると涙が出る生き物です。俳優や女優は大事なシーンで涙を出す演技力が求められることがありますが、私たちの多くは、涙が自然に出てきてこらえることが難しいこともあります。

突然ですが、最近あなたはどんなことに涙を流しましたか?

・息子の卒園式で立派なお兄ちゃんに成長した姿を見て号泣した
・職場のおつぼねから結婚や出産を急かされるようなハラスメントを受け、悔しくて一人むせび泣いた
・気分が落ち込んで、ただテレビを観ていただけなのに、ツーっと勝手に涙がこぼれた

さまざまなシーンで涙を流すことがあると思いますが、この泣く・号泣する行為には私たちの心身を癒したり、時には自分に有益な”武器”として働いたりすることをご存じですか?

今回は、この泣く・号泣することの効果やメリットについて詳しくお話ししたいと思います☺

泣く・号泣することの効果やメリット4選

最初に結論をお伝えすると、泣く・号泣することの効果やメリットは以下の4つになります。

・感情の浄化や情緒の安定をもたらす
・心身の限界を教えてくれるため、体を休めるきっかけになる
・共感や共同意識を刺激して、より深い対人関係を築ける
・問題や責任を回避することができる

それでは、1つずつ解説していきましょう☺

感情の浄化や情緒の安定をもたらす

1つ目は、「感情の浄化や情緒の安定をもたらす」です。

これは多くの人が経験あるのではないかと思いますが、泣くことで私たちは感情をストレスと一緒に発散しているので、泣くことで自然と心の平穏が保たれているのです。

・恋人に別れを告げられて、ショックで嗚咽が出るまで号泣したら、少し気持ちが軽くなった
・第一志望の高校に無事合格でき、これまでの受験勉強の努力が報われた気がして、嬉しくて自然と涙が出たら、なんだかスッキリした

このようなことは、誰しも人生の中で1回や2回は経験することでしょう。

それはなぜ泣くことで心がラクになるのでしょうか?医学・生理学的には、以下のように解説されています。

涙には、コルチゾールと呼ばれるストレス成分を低下させる作用があるといいます。コルチゾールは、別名ストレスホルモンと呼ばれており、心身の健康に悪影響を及ぼします。そのため、涙には、ストレスホルモンを体外に排出するデトックス効果があるといえます。泣いたあとになぜか気持ちがすっきりしたと感じるのはこのためかもしれません。

引用先:「泣く」ことで得られる心身のメリット 医療法人社団 平成医会

泣くとすっきりして気持ちが落ち着き、心のバランスが取れるようになります。

「嬉し泣き」「悔し泣き」などは、感情の浄化や情緒の安定に関連の強い言葉ですね☺

心身の限界を教えてくれるため、体を休めるきっかけになる

2つ目は、「心身の限界を教えてくれるため、体を休めるきっかけになる」です。

うつ傾向の強い人は、なんでもない時に突然涙がツーっと溢れることがあります。これはまさに、体が異常事態だと認定して、SOSを出していると受け止めていいでしょう。

私たちには理性が備わっており、欲求・欲望を押し殺し、「我慢」することができます。

別の見方をすると、自分の心にウソをついて、相手の意見や周りの空気に合わせるので、自分の本心は面白く感じていないことでしょう。

「本当はもっと自分のペースでしたいのに…でも部署全体の進度を考えると仕方ないか」
「毎日終わらない宿題を出されてしんどくなってきた。1日でも出さなきゃ親と先生に怒られるしな…」

このような状態が続くと、自然と心と体に疲労が蓄積し、いつしか空気でいっぱいになった風船が割れるように、意欲や活力が激減することがあります。

その時、心よりも先に体がこの危険な状態を知らせてくれることがあります。その1つが、なんでもないときに自然と涙を流すことなのです。

このサインが出ると、もうキャパオーバーなので、早めに休息を取るようにしましょう。

以下に、休息の取り方の例を挙げましたので、ご参考にしてください☺

・まとまった睡眠時間を作る ・静かでゆっくりできる快適な部屋で休む ・深呼吸をする
・好きな趣味に没頭する ・1日3食栄養のある食事をとる ・自然の音を聴きながら目を閉じる

共感や共同意識を刺激して、より深い対人関係を築ける

3つ目は、「共感や共同意識を刺激して、より深い対人関係を築ける」です。

ここからは人間関係に関する効果やメリットについてお話します。

あなたは、人前で泣いたときに、慰められたり、励まされたりした経験はありますか?

中には自分の気持ちに共感してくれて、優しい言葉をかけてもらったり、ギュッと抱きしめてもらったりして安心したことがある人もいるでしょう。

このように「泣く」ことは他人の関心を集め、うまく機能すると他者との関係性を深めることができます。

子供が安心を求めて夜泣きをしたり、映画で感動したシーンが一緒でもらい泣きしたりするのは、人間関係を抜きに語れません。

反対に、あからさますぎたり、泣く頻度が多かったりすると、相手との距離感を開く要因にもなるので注意が必要です💦

問題や責任を回避することができる

最後は、「問題や責任を回避することができる」です。

今では差別用語になりますが、「涙は女の武器」と言われることがあります。

これは、自分の欲求や要望を押し通すために、泣いて弱く傷ついた自分をアピールする行為です。

女性が泣くと、男性はひるんでしまい、結果的に女性側の要求を飲まざるおえなくなる…ということが起きやすくなるのです。

これは何も男女に限った話ではないですが、「泣く」ことで、”自分は擁護されるべき”というメッセージを相手に与えることがあります。

すると、相手はそれ以上の要求をせず、自分が負うべきだった問題や責任から逃れられることができます。

しかし、これもあまりに多用しすぎると、相手にあざといと思われたり、関わるとろくなことがないと距離を置かれる要因にもなるので、注意が必要です☺

まとめ

本日は、【あなたは知ってた?】泣く・号泣することの効果やメリット4選というテーマでお話ししました。

私たちが日々涙を流すことは、単なる生理的現象ではなく、心理的・社会的な役割があります。その役割を自然に使い分けている人もいれば、意識的に使い分けている人もいるでしょう。

今回は、そんな涙を流すことの意味や効果・メリットについて、以下の4つの観点にまとめました。

・感情の浄化や情緒の安定をもたらす
・心身の限界を教えてくれるため、体を休めるきっかけになる
・共感や共同意識を刺激して、より深い対人関係を築ける
・問題や責任を回避することができる

泣く・号泣することにはこれだけの効果やメリットが潜んでいます。

「泣くことは弱い証拠だ!男たるもの人前では決して涙を流してはいけない」
「人に泣き姿を見られるのが恥ずかしい…泣き虫だって思われちゃうから」
「泣いたら何でも許されると思っている人がいて困るよ。そんな簡単に泣いてちゃダメだよ」

このように「泣くこと」「号泣すること」を良しとしない人や、こうした風潮が残っている地域やコミュニティもあるでしょう。

泣くことを我慢することを美徳として教えられた世代は、自他ともに簡単に涙を流すことを嫌います。

しかし、感情を押し殺して、心にウソをつき続けることが、かえって心と体に大きな”傷”を残すことになるかもしれません。

出すべき時に涙を流すことは自然な行為です。トイレに行くことを我慢し続けることで膀胱炎になることを想像すると、涙を我慢し続けることも同じで、後々何かしらの悪影響を及ぼすでしょう。

逆に、泣きたくても泣けない人は、心が疲弊しきっていたり、心にフタを被せてきたことで泣くことを忘れていたりします。

必ずしも「泣くことが正義だ!」というわけでもありません。大切なのは、自分の感情に素直になり、それに伴う生理的現象もありのままに表現することです。

今回紹介した効果やメリットは、泣くことだけではなく、仲間と運動して楽しむ、家族と食事をして喜ぶ、映画を観て感動する、買い物をしてリフレッシュする等、他の活動・感情表出でも得られます。

ご自身にあった方法で、日々感じた感情を感じたままに表現することを心がけてみてください☺

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本日のお話は以上になります。今回のお話が少しでもあなたの生活の役に立てたら幸いです。

今日も素敵な1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)

 

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