こんにちは~池さんです(#^^#)
今回のテーマはこちら!
【初心忘れてない?】大人になっても遊び心を持つ大きなメリット
あなたは最近羽を伸ばして心が満たされるような遊びを体験しましたか?
子供の頃は、毎日朝から晩まで野山や公園を駆け巡って木登りしたり虫を捕まえたり、おにごっこやかんけりなどして走り回ったりしていませんでしたか?
大人になるにつれ、仕事や家事・介護などの時間が増え、少しずつ遊ぶ機会が減った人も多いのではないでしょうか。
今回は、子供にとっての遊びと大人における遊びの意義についてお話していこうと思います☺
この記事は、以下のような人におススメです。
・大人にとっての遊びのメリットや効果を知りたい方
・子供にとっての遊びの意味も併せて学びたい方
【そもそも”アソビ”って何ですか?】遊びとは!?
改めて、遊びとはどのような活動のことを指すのでしょうか。心理学では、以下のように定義しています。
遊びとは、楽しさ、面白さ等の快を伴った活動やそれ自体を目的とする活動であり、自発的で自由な活動のこと。
引用先:心理学辞典
ポイントは、「自発的で自由な活動」です。決して、誰かに言われてやるような受け身の活動ではないのです。
大人でいうと「趣味」に近い概念が「遊び」になります。気持ちが高まる、やっていて楽しい、面白くてハマってしまうといった自分の心が求める主体的な活動だと言えるでしょう☺
子供が夢中に取り組む活動を大人としてどう関わったらいいかヒントを以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。
【実はこんなにも違う!?】子供の遊びと大人の遊びの意義
子供にとっての遊びは0歳から始まっています。繰り返し手をブンブン振ってみる、手足をピンと伸ばしてみるなど体を使っていろいろな動きを試すのも遊びの一種と言えるでしょう。
もう少し年齢が上がってくると、一人遊び(ミニカーを前後にキコキコ走らせる等)、並行遊び(隣同士で積み木を組み立てる等)、連合遊び(砂場でお互いに道具を貸しながら家や食べ物を作る等)、協同遊び(おにごっこやかくれんぼ等)と遊びの内容も変わってきます。
このように遊びを通して大人や子供同士のやり取りが増えて行ったり、道具を上手に使いこなしていったり心も体も発達していくのです。
また3~4歳頃に盛んに行われる象徴遊び(おままごとで人形を使って家族ごっこする等)によって、想像性や創造性を高めていきます☺
大人にとっての遊びは、体や心の発達を促進する機能はなくなりますが、他者との交流を通して感情を共有したり、自分の世界観を広げ深めて知的好奇心を満たしたり、別の意味合いを持つようになります☺
遊びと関連して、自分のお気に入りの存在を持つことの心理的メリットについて以下の記事で詳しく解説しています!
【実際どうなのさ?】遊びの効果やメリットとは?
もう少し踏み込んで大人にとっての遊びの効果やメリットについて考えていきましょう。
先ほども子供にとっての遊びの意義と大人にとっての遊びの意味合いが異なることを説明しました。
実は、大人にとっての遊びは他にも以下のような効果やメリットがあるのです。
・休養(日常生活や仕事から解放され、心と体が休まる)
・自己表現(欲求や欲望など個人の内面を表出する)
・癒し(心が落ち着き、安心感を得られる)
・探求心や好奇心の増大(知識や知見を広げる、知的活動への欲求が満たされる)
・他者との感情の共有(他人と喜怒哀楽を分かち合う)
・ストレス耐性の強化(ストレスに対する抵抗力が高まる)
・レジリエンスの向上(弱ったメンタルが回復する力が上がる)
・不快感の減少(怒りや悲しみなどネガティブ感情が解消される)
・社会的つながりが増える、強くなる(他者との絆が生まれ、関係性が深まる)
・問題解決能力の向上(困難や課題を対処するスキルが向上する)
・社会性の向上(他者とのコミュニケーションや社会的な振る舞い方が身につく)
・身体機能の発達促進(筋力がつく、運動能力が高くなる)
・認知機能の向上(情報を迅速かつ適切に処理する能力が上がる)
遊びの内容によってどの効果やメリットを享受できるかは変わります。
遊びには心と体の機能を回復・向上させることに加え、社会的交流を増やし他者との関係性を深める役割があると言えるでしょう☺
遊ぶためには「やりたくないこと」に無駄な時間を使っていてはいけません。やりたくないことをやらないためにはどうしたらいいか以下の記事に詳しくまとめています。
【改めて考えてみよう】なぜ今大人にも遊びが必要なのか
遊びには、楽しみリラックスすること、社会的交流を保つこと、感情レベルを安定させるといった効果があることを説明してきましたが、実は遊びを通して心身の健康が保たれると、仕事の生産性を高めることに繋がります。
また、遊ぶことには人生の満足度や幸福度にも良い影響があるでしょう。
大人の遊びに関する研究は少なかったですが、子供にとって遊びとQOL(生活の質)は高い関連性を示すようです。
子どものQOLと遊び内容,時間,人数,遊び場に深い関連がみられ,QOLが高い子どもは遊び内容は外遊び,遊び人数は多人数で遊ぶと答えた割合が高く,QOLが低い子どもは遊び内容が屋内での遊び,遊び人数が1人,遊び場は自宅と答える割合が高いことが明らかになった.また,数量化I類により子どものQOLを予測したところ,子どものQOLには遊び時間や遊び内容,生活習慣である睡眠時刻などの項目が関連性が強いことが把握された.
日々時間に追われ、多忙に過ごすことは心と体のエネルギー消耗を促すだけではなく、自発的で自由な時間を楽しめなくなり心身の回復過程を踏めなくなります。
自分らしく主体的に人生を生きることは、まさに遊びを通して培われるのです。人生に刺激を与え、生きがいを生み、明日への活力を養い、今を生きるために遊びは大きな役割を果たすでしょう。
生活に余裕を持ち、やりたいこととやらねばいけないことのバランスを上手く保つためにはどうしたらいいか、今一度考えてみると良いでしょう☺
自分らしさを見つけるたった1つの方法について以下の記事にまとめたので、ぜひご参照ください。
まとめ
本日は、【初心忘れてない?】大人になっても遊び心を持つ大きなメリットというテーマでお話しました。
遊びとは、楽しさ、面白さ等の快を伴った活動やそれ自体を目的とする活動であり、自発的で自由な活動のことを指します。
子供にとっての遊びは身体運動・認知・情緒・社会的発達を促す機能を果たしていましたが、大人にとっての遊びは人間交流を増やし、情緒を開放してリフレッシュしたり、知的欲求を満たしたり、心身の健康を維持・増進する機能を果たしています。
長期的には人生にハリを生み、日々の満足度や幸福感を高めることに繋がります。
大人になるとだんだん自由に遊ぶ時間も減り、仕事や家事・育児の時間が増えてしまいますが、今一度「大人として遊ぶ」ことについて考え、そのための時間を意図的に作ってみましょう。
最後に大人にとっての遊びの例を以下に挙げましたので、少しでも気持ちが動いたものをやってみるのも良いと思います。ぜひ参考にしてみてください☺
・美味しい料理を食べる
・旅行へ行く
・テニスやフットサルなどスポーツや運動をする
・登山やハイキング、キャンプなどアウトドアな活動をする
・作文・作画など作品を作る
・スポーツ、競艇、競馬等を観戦をする
・お気に入りカフェをめぐる
・ギターやバイオリンなど楽器を習う
・Vtuberやアイドル、アーティストのライブ鑑賞をする
・花や野菜を育てる
・ペットと遊ぶ
・読書をする
・温泉やサウナに入る
・食べ歩く
・ラフティングやパラグライダーなど自然を感じるアトラクションをする
本日のお話は以上になります。今回のお話が少しでもあなたの生活の役に立てたら幸いです。
今日も素敵な1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)
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