こんにちは~池さんです(#^^#)
今回のテーマはこちら!
【あまりにも皮肉】嫌いな人ほど離れられないジレンマをどう克服する?
あなたは職場や家族、友人など身近な人間関係の中に嫌いな人はいますか?
その相手に対して、どのように対処して、どのように心の平穏を保っていますか。
多くの人は、人間関係はすぐに変えられず、相手や周りの目を気にして、じっと耐えていることでしょう。
嫌いで仕方ないけど、離れようにもすぐに離れられる状況ではなく葛藤を抱えている人も多いでしょう。
今回は、そんな嫌いな人や性格や相性が合わない人とどう折り合いをつけて関わっていけばいいのかについてお話したいと思います。
今回の記事は、以下のような人におススメです。
・周囲に人間関係で悩んでいる人がいて、どうアドセンスしていいか迷っている方
・心を安定させるための人間関係の良い築き方を知りたい方
心理的疲労が強い人は、少しでも心の安定を保つために以下の記事をお読みください。
【まずは振り返ろう!】なぜ相手を嫌っているのか考えてみる
では、まずあなたが嫌いな相手のことを分析するために、いくつかの質問するので考えてみてください。
きっと思い出しただけでも不快な気持ちになると思いますので、紙に書いたり話を聞いてくれる人に整理してもらったりしながら進めると良いでしょう。
②相手はあなたをどう思っていると思いますか?
③第三者は相手のことをどう見ていますか?
④相手の嫌いなところはどんな理由でそうなったのでしょうか?
①相手のどんなところが嫌いですか?
まず、相手のどんなポイントが気に食わないのか考えてみましょう。嫌いなところは複数あって構いません。
・口を開けば他人の悪口しか言わず、相手を尊重する気持ちがないところ
・都合が悪くなったら、簡単に他の人に責任を押し付けるところ
・自分の意見が正しいと思っていて、高圧的に物言いをするところ
また、過去自分が嫌いだった人も同時に思い浮かべながら、どこか共通点がないか探してみるのも良いかもしれません。
あくまで、自分が相手に対して抱いている不快な感情の理由や背景について考えます☺
人の批判や悪口ばかり言う人の心理について解説している以下の記事もご参照ください。
②相手はあなたをどう思っていると思いますか?
今度は、相手はあなたのことをどのように見ているのか考えていきましょう。
これは相手から直接こう言われたとか、相手の態度や言動からこう思ったとか憶測で結構です。
・誰でも良いから叩きたいんだろうから、自分はただの八つ当たりの対象だと思っていると思う
・たまにしつこいところとか見てると、実は仲良くしたいんだろうなとは思う
・相手も自分のこと避けてくるし、自分のこと嫌いなんだろうなって思う
ここでは、相手の立場や状況において、自分のことをどう捉えているかについて考えます☺
③第三者は相手のことをどう見ていますか?
次に、あなたと相手以外の人は、相手のことをどう評価しているのか考えます。
これは相手のことを知っている人に直接確認する方が良いでしょう。客観的に相手のことを見る良い機会になるでしょう。
・実は裏で自分のことを褒めてくれていたらしい。自分とは真逆の印象だったとのこと。
・立場が上の人からは確かに評価されてるけど、はっきりモノを言いすぎて部下からはちょっと避けられてるらしい。
・ちょっと八方美人なところがあるから、周囲は何か裏があるのでは?と警戒していると話してくれた。
この第三者の意見は、より広い視野で相手のことを理解するために役立ちます☺
④相手の嫌いなところはどんな理由でそうなったのでしょうか?
最後に、相手の嫌いな部分はどう形成されたのか考えてみましょう。
本当は何かワケがあって、嫌いになってしまったのかもしれません。
・幼少期から疑り不快性格自体は変わらないらしいが、昔から貧乏で親族誰にも頼れなかったらしい
・前の彼女とは何ともなかったらしいけど、私と付き合ってヒモになってしまった
・月経前症候群で身体的・精神的に不調になる症状に長年苦しんでいて、そのせいで怒りっぽくなることがあるらしい
この点を踏まえると、相手の見方が少し変わるかもしれませんね☺
【まずはここから!】相手を好きになれるか試してみる!
なぜ最初に相手の嫌いなところを分析させたかというと、対人関係においてまず自分と相手を理解することが何より大切だからです。
自分の思い過ごしだったことや、相手のことを誤解していたこと、実は裏に最もらしい理由があって仕方のないこと等、さまざまな要因が絡み合い、自分にとって”嫌い”に映っていたかもしれないという視点も持つと、相手の印象も多少変わってくるかもしれません。
嫌いな相手から逃げたり、避けたりすることは緊急避難的に役立つ場合もありますが、それができない状況もあるでしょう。
そのため、時には相手の懐に深く入り込む(相手を深く知る、仲良くなる)ことで、自分への態度が良くなったり、相手のことが嫌いではなくなったりすることもあります。
例えば、以下のようなケースがあります。
自分の入職したてのときは、習ってもいないことができなくて「こんなこと教えなくても普通分かるでしょ!?」と理不尽に怒られたし、帰り道が一緒で社外でも顔を合わせるのが嫌だったから、わざと時間ずらして帰ったりしていました。
しかし、長く勤めて中堅の役職になると、新人がすぐ辞めてしまわないかと気を遣って注意できなかったり、もう少し仕事を頑張ってほしいと思っていても言えなかったり、中間管理職としての立場に悩んでいました。
そのことをお局にポロっと話すと、「立場上言いにくいことってあるのよね。だから私が嫌われ役になってでも、厳しく言わないといけない時がある。あなたは新人のフォローをしてくれればいいから」と言ってくれて、心底頼りになる存在だと感じるようになった。
ここには多少の忍耐も必要ですが、逃げる苦しみを取るか、戦う勇気を持つかは大きな分かれ道だと思います。
心身の不調をもたらすくらいの劣悪な人間関係であれば別ですが、そうでなければ時には相手に歩み寄ることが関係性の良い変化につながるケースもあるでしょう☺
相手と上手に付き合うコツについて以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。
【それでもムリなら!】やっぱり相手との関係を切ることがベター!
これは最終手段になると思いますが、自分の心身を守る方法として、危険な状況から身を遠ざけることが良い選択肢になることが少なくありません。
しかし、これは言うほど簡単なことではありません。嫌いな相手が家族にいたり、職場にいたりするとすぐには縁を切ることはできません
時には住まいや職場などの環境を大きく変えなければいけないでしょう。その場合、転職したり、引越したりしなければならず、そのための時間や費用もかかります。それでも縁が完全に切れるとも限りません。
労力をかけてもそれに見合う結果が得られる保証がない中で、行動に移すにはあまりにもリスクが大きいパターンもあるでしょう。
ただ、自身の安心・安全を守ることが第一優先です。自然災害が起こると真っ先に非難するのと一緒です。
ポイントは、時間をかけでじっくり行動に移すこと、自分一人では抱え込まず支援者を見つけることです。
もう少し詳しく説明します。
人間関係と同じく、行動や活動も意味を見出せない場合、どんどん減らしていくことをおススメします。そのためのヒントが以下の記事に掲載されているので、ご参照ください。
時間をかけてじっくり行動に移す
自然災害が起こると真っ先に非難すると言いましたが、こと人間関係においては難しいことが多々あります。
なので、縁を切るために少しずつ体制を整えていきましょう。
具体的には、転居先・転職先を探す、退職時期を決める、弁護士に相談する、被害状況を録音や録画等で記録しておく、連絡先を消す、SNSをブロックする、知人に口止めをしておくなどが挙げられます。
先に、相手の周りにいる人たちに説明して、実行するまでは秘密にしておいてもらうと良いでしょう。
行き先や所在が分かると追ってくる可能性もあるので、足跡がつかないように情報を隠滅することも大切です。
自分一人では抱え込まず支援者を見つける
上記のことを一人で行うことは容易ではありません。間に誰か味方になってくれる人を介入すると良いでしょう。
例えば、退職・休職する際には医師に診断書を書いてもらったり、法律や法的手続きについて弁護士の意見を参考にしたり、友達に口裏合わせてもらったり…
本当に困っている旨を伝えると、力になってくれる人がたくさんいることに気づくでしょう。
どうか一人で抱え込まず、周囲の信頼できる人たちを頼ってください☺
【最後に大事なこと】新しいコミュニティで信頼できる人間関係を築く
晴れて悪質な人間関係が切れたとしても、そこで終わりではありません。
新しくリセットした環境で、今度は自分が成長できる人間関係を築いていく必要があります。
そのためには、自分に尊重の念を抱き、相手のことも信頼できる安定した関係性が不可欠です。
実際に集団に所属してみて、相手と面と向かってコミュニケーションを取らないと見えてこない部分も多いと思いますが、そのために自分のこれまでの人生や価値観について素直に話してみるのも良いでしょう。
一度人間関係で痛い思いをしているので、内心は臆病になるかもしれません。
そんなときは、ぜひ心理カウンセリングという場を利用してみてください。
心身疲れ切ったあなたの気持ちを理解し、きっとこれからの良い人間関係を支えてくれるでしょう☺
以下、高度な臨床心理の資格を持ったカウンセラーを探すためのツールを貼っておきますので、ご活用ください。
まとめ
本日は、【あまりにも皮肉】嫌いな人ほど離れられないジレンマをどう克服する?というテーマでお話しました。
大切なのは、まず相手のどんなところが嫌いなのか、相手は自分のことをどう思っているか等、自分と相手との関係について深く考えていくことです。
そして、人間関係を修復・改善する余地がある場合、まずは相手と仲良くなる、良好な関係を築くよう試すことをおススメします。
なぜなら、人間関係はすぐに切ることができず、場合によっては毎日顔を合わせたり、ストレスをため続けることになったりするからです。
環境を変えずに問題を解決するためには、相手との関係性を変えることが一番です。
しかし、それが難しい場合や、心身に大きな悪影響を及ぼす恐れがある場合、相手との関係を変化させるのは得策ではなく、むしろ相手と物理的・心理的距離を置くために縁を切ることが必要になるでしょう。
そのためには、入念な下準備と適切な助け舟を出してくれる人の存在が欠かせません。
時間や費用、労力はかかると思いますが、あなたの心をむしばむ人間関係からいち早く離脱し、新しい環境でより良い人との繋がりを作りましょう。
もし途中で諦めそうになったり、不安や落ち込みが強くなったりした場合に、心理カウンセラーによるカウンセリングがあなたの一助になるかもしれません。
ぜひ困った際には、ご活用ください☺
本日のお話は以上になります。今回のお話が少しでもあなたの生活の役に立てたら幸いです。
今日も素敵な1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)
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