こんにちわ~池さんです(#^^#)
今日も生活に役立つ心理学の知識を紹介したいと思います✨
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【知らないと損!】他人と上手に付き合う3つの方法
カウンセリングを利用するクライエントの多くが、周囲との人間関係に悩み、心が疲れている状態で相談室にやってきます。
会社の上司や部下、取引先、保育園のママ友、学校の先生など私たちが生活している中でたくさんの人とのつながりがあります。
そうした社会生活の中で、人と上手く関係を築いていくことは大切なことのように感じます。
今回は、人間関係が上手くいかない理由と、他人と上手に関係を築くためのコツを紹介したいと思います 💡
対人関係に関する以下の記事もご参照ください。
人間関係が上手くいかない背景
まず始めに、人間関係が上手く築けていないと感じる背景についてお話します😊
- 性格や価値観が合わない/受け入れられない
- 気持ちに余裕がない
- 無理に相手に合わせてしまう
- 自分/相手のことをよく知らない
- 人と関わる経験やスキルが少ない
では、1つずつ説明していきましょう(^^)/
1.性格や価値観が合わない/受け入れられない
人はそれぞれ個性があり、誰として同じ人間はいません。
一方で、我々には価値観や性格の違う他人を受け入れる「共感性」も持ち合わせています。
多少の価値観や性格のズレはその共感性を持って相手を受容して社会生活が営まれますが、
その共感性の範疇を超えたズレが生じた場合に、人間関係が崩れてしまいます。
そのズレを修正するにはかなりの労力を必要とするでしょう💦
2.気持ちに余裕がない
子育てや仕事で忙しいと相手とじっくり話したり関係性を深めることが難しくなります。
どうしても片手間な応対になったり、態度が冷たくなったりしてしまうこともあるでしょう。
でもそれは実際のあなたや相手に問題があるのではなく、「環境」に問題があるのです。
子育てをもう少し楽にやれる方法や仕事を効率化する方法などが解決策になるかもしれません。
3.無理に相手に合わせてしまう
自分の意見や考えを押し殺して相手に何もかも合わせてしまうことはありませんか?
このような状態は、相手は気持ちよくても自分が何か納得できずもやもやしてしまいます。
心理学で言うと、「アサーション(自己主張)」が成立していない状態です。
アサーションとは、他者の意見、立場、気持ち、権利を尊重するが、それと同じように自分の意見、立場、気持ち、権利を大事にし、それらを押し殺すようなことをせず、相手にはっきりとかつ上手に表明することを意味する。
出典先:心理学辞典
相手の意見に合わせすぎたり、自分の主張を通しすぎていたら、あなた自身の幼少期の育ちの環境が背景に隠れているかもしれません。
アサーションについては以下の記事もご参照ください。
4.自分/相手のことをよく知らない
よく「人を見た目で判断するな」とは言いますが、私たちは無意識の内に相手を服装や髪型・髪色、肌の色や出身地などその人の周辺情報で捉えています。
それは決して間違えではなく、むしろ社会生活を送る上で欠かせない力だと思います。
一方、それだけでは相手の価値観や性格は十分に理解できないのも事実です。
相手としっかりコミュニケーションを取る中で、相手への「偏見」が解消されることもあるでしょう。
これは、相手にも同じことが言えます。つまり、相手が自分のことをよく知らないから、表面的に上手くいっていないように見えているだけかもしれません。
5.人と関わる経験やスキルが少ない
生まれながらにして社会性や共感性が育ちにくい人が世の中にはいます。
それは決してその人のせいではなく、「生まれ持ったもの」なのです。
日常生活で自然と身に付くそうしたスキルが身に付きにくく、苦しんでいる方がいます。
見た目ではそれが分かりにくく、接していて「何だか感じ悪いな(-.-)」と思う人がいるかもしれません。
本当は相手ともっと関わりたいだけなのに、どうしていいか分からず相手に誤解されるような言動に走る・・・なんてこともよくある話です(;´・ω・)
人間関係がうまくいかない背景について触れたところで、続いて実生活で人間関係を上手に作るコツについてお伝えします😊
人間関係を上手に作るコツ
人間関係を上手に築いていくコツは以下になります。1つずつ解説します。
- 相手のことを知ろうと努力する
- 日常生活に「余裕」を作る
- 自分の意見を言う練習をする
相手のことを知ろうと努力する
相手が好きなことや興味のあること、逆に嫌いなことや関心の薄いことなどをコミュニケーションの中で理解していくと良いでしょう。
相手の話に耳を傾けるとその人の人となりが分かりますし、その次は自分の話をして相手の反応を伺ってみましょう。
恐らく、いきなり自分の話をし出すよりも相手は自分の話に関心を持ってくれると思います。
日常生活に「余裕」を作る
コミュニケーションの基本は「お互いが対等に話ができる状態にある」ことです。
つまり、言語や文化が違ったり、上下関係がはっきりしすぎたりするとコミュニケーションは成立しづらいです。
人間関係も同じで、お互いに対等な関係ではないと破綻する可能性が高くなります。
そのため、立場や世代、文化が違えども、それを考慮して会話するだけの心のキャパシティが必要になります。
日々忙しかったり生活に困窮していたりすると、その心のキャパシティを目の前の相手に使うことが難しくなります。
それは決して心に余裕がないことが悪いのではありません。
どうやったらそれが解決できるかを考えることが大切なことだと思います。
自分の意見を言う練習をする
幼少期から「良い子」に育ってきた人に多いのが、相手に嫌われることを恐れて自分の意見を押し殺して我慢することです。
これは一見すると対人関係が円滑に進んでいるように見えますが、自分もしくは相手が無理して合わせている可能性があります。
すぐにその状態を改善することは難しいかもしれませんが、自分の意見を言っても関係性の壊れない人(家族や友人など)から始めて、徐々に自分の考えを受け入れてもうう経験を積むことが大切です。
上記のコツを実践しても「やっぱりうまくいかないな~」とか、そもそも実践してみる気にもなれない相手は、あなたにとって重要でない人物もしくはもっと深い部分にあるあなた自身のこれまで満たされなかった「何か」があるのかもしれません。
もし、もう少し自分の生きづらさや晴れない気持ちのわだかまりがある方は、お近くのカウンセリング施設に足を運んでみても良いかもしれません 💡
人間関係を上手に作った先にある生活
本日は、【知らないと損!】他人と上手に付き合う3つの方法についてお話しました。
私たちは高度な知能と能力を持った「社会的な動物」です。
一人では決して生きていけない世界ではあるものの、経済や教育などの発展により他人となるべく関わらず暮らしていくこともできる社会になりました。
趣味を謳歌したり、自分の好きなことをとことん追求して何不自由ない生活を送っている方は、むしろそうした生活を続けられるよう過ごすと良いと思います。
多くの方が身近な人間関係に悩んで体調を崩しており、そうした方がカウンセリングにいらっしゃいます。
カウンセリングに来る前に予防できることがあるのならば、ぜひ試してほしいことが今日お話しした内容になります。
良好な対人関係が築けると、人生が一気に満足度の高いものになるでしょう。
相手を認め、自分も認められる・・・すると
・自分の持っている能力以上の力が発揮できる
・他人に優しくなれる
・仕事や趣味に活気が生まれる
・当たり前のことに感謝するようになる
生活において様々な影響が現れるでしょう。
ぜひ、皆さんも日々の生活を充実に過ごせるよう試してみてください。
長くなりましたが、今日もどうか素敵な一日をお過ごしください(#^^#)
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