【頑張っている人必見】メンタルブレイクを防ぐ3つの心得

こんにちは~池さんです(#^^#)

長女はミルクを飲むとき、足のつま先を内側に曲げるのがとてつもなくかわいい 😛 

本日のテーマはこちら!

【頑張っている人必見】メンタルブレイクを防ぐ3つの心得

私たち心理士は広く支援者に位置付けられ、日々対人援助を生業としている職種です。

人に直接サービスを届け、被支援者のニーズに答えることでやりがいを感じます。

しかし、近年はサービス内容や質の向上が求められ、支援者側もその要求に応えようと必死に対応しているところでしょう。

その中で問題になるのが、支援者側のバーンアウト(燃え尽き症候群)です。

バーンアウトとは、極度の身体疲労と感情の枯渇を示す症候群であり、ヒューマン・サービス従事者に多発しているといわれている。心身ともに疲れ果てたという感覚(情緒的消耗感)、人を人と思わなくなる気持ち(非人格化)、仕事へのやりがいの低下(個人的達成感の減退)などの程度をみる。

出典先:心理学辞典

つまり、対人援助職が陥りやすい自己犠牲の果てのガス欠のようなものです。

いわばパンパンに膨れた風船が割れたときのように一気にエネルギーが切れ、疲労感や無力感が襲ってくるような感じです。

【頑張っている人必見】メンタルブレイクを防ぐ3つの心得

実際、中高齢者に見られる「空の巣症候群」もバーンアウトと似たような状態像を示します

バーンアウトの先にうつ病や不安障害などの精神疾患を発症するケースもあります。

朝起きられない・職場に行きたくない・アルコールの量が増える・イライラが募るなどの症状がみられ、仕事が手につかなくなったり対人関係を避けるようになります。病気に対する抵抗力も低下し、人生に対して悲観的になることから、家庭生活の崩壊や最悪の場合には自殺や過労死に至ることもあります。

引用先:厚生労働省(eヘルスネット)

では、バーンアウトする前にどのような対策を取っておけばいいのでしょうか。

以下、バーンアウトを事前に抑える3つのポイントを紹介します 💡 

変えられるものと変えられないものを分ける

まず1つ目に「変えられるものと変えられないものを分ける」です。

対人援助職として働いていると、自分の力ではどうしようもない問題に出くわすことがあります。

例えば・・・

  • 自分の対応は変えられるが、相手の反応は変えられない
  • 仕事の取り組み方は変えられるが、組織の仕組みや制度は変えられない

などが挙げられます。

ときに、顧客の質や企業の制度などによってバーンアウトが引き起こされる場合もあります。

例えば、クレーマー気質の難しいお客さんを接客するときや、達成目標が高く月間の成約件数を設けているときなどが当てはまります。

このときは、あなた自身の努力や気合だけではどうにもならないときがあります。

要するに、不可抗力が働いているので、変化を求めることは極めて難しいのです。

まれにそのような難しい案件に立ち向かって”変える”力のある人もいますが、そのような人は特殊なケースなのであまり参考にしない方が良いかもしれません。

ここで重要なことは、それが自分の力で変えられるものなのか、変えられないものなのかを見極める目を持つことです。

変えられないことに労力も時間も使っていては、結果が得られないことに疲労感や無力感を強く抱くようになるでしょう 💡 

変えられるものに注目し、取り組み方を考える

2つ目は、「変えられるものに注目し、取り組み方を考える」です。

変えられること/変えられないことの区別が付けられたら、変えられることをいくつか列挙し、どれなら今すぐ取り組めそうか見定めることが大切です。

自分の働き方を変えることはできます(例えば、休憩時間を仕事ではなくリフレッシュのために使う)し、仕事量やスタッフの割り振りなども変えることはできます(例えば、「1日5人以上お客様対応する」から「1日3人以上お客様対応する」、難しそうなお客様の対応は外してもらうなど上司に相談する)。

社員や従業員の声に耳を傾けず、横暴な態度で対応する会社は長い目で見てあなたのキャリアを考慮してくれない可能性が高いので、他の職場に移ることをおススメします。

実際に変えられることを変えてみて、仕事や負担感にどれだけの変化が見られたか振り返ってみると良いでしょう。

疲れた日と楽な日がバランスよくあるくらいがバーンアウトせず安定して働ける1つの目安かと思います。

逆に、疲れた日ばかり続いているようであれば、すでにバーンアウトに黄色信号が点滅していると思った方が良いかもしれません 💡 

自分をケアする時間を作り、とことん心のデトックスをする

3つ目は、「自分をケアする時間を作り、とことん心のデトックスをする」です。

これは職場外のプライベートで取り組む内容になります。

仕事終わりや休日に自分を労わる時間を少しでも良いので必ず作り、頑張った自分にご褒美をあげましょう。

マッサージに行く、岩盤浴で汗を流す、高級寿司を食べる、きれいな夜景を観る・・・など人それぞれだとは思いますが、特に疲れた日は行動してみると良いでしょう。

家事や子育て、介護など仕事以外でもやることが多い人でも、自分だけの楽しみや憩いの時間を作ることは精神的健康のために非常に重要です。

基本的には、その行動を起こすことで疲労よりも回復の効果があることが条件です(気持ちはリフレッシュするけど、それ以上に心身の疲れが強い場合は逆効果です)。

理想的なのは、休日に好きな時間を過ごして心や体の疲れやゴミを一気にデトックスして週明けはスッキリした状態で働けることです。

不快な感情を処理する方法は以下をご参照ください。

【誰でも簡単に分かる】不快感情を処理する3つの方法
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心身の疲労は睡眠不足のように少しずつ蓄積していくものなので、なるべく明日に持ち越さずにその日のうちに解消しておきたいものです。

そのためには、日頃のリフレッシュと同時に、食事や睡眠などの生活習慣にも気を付けおきたいところです。

対人援助職は被支援者のために身を粉にして働く姿が印象的ですが、まずはあなた自身の心身の健康を第一優先にして、元気で余裕のある支援者として現場で活躍することが相手にとっても望ましいと言えるでしょう 💡 

まとめ

本日は、【頑張っている人必見】メンタルブレイクを防ぐ3つの心得についてお話しました。

サービス従事者は、自分のエネルギーを多分に消費して相手の生活のために奉仕する方が多いです。

仕事上の役割と割り切って働いているバランスの取れた人もいれば、自己犠牲が行き過ぎて心身に不調をきたす人もいます。

この自己犠牲の果てのガス欠のようなものをバーンアウトと呼びますが、そうならないための予防法として以下3つを挙げました。

  • 変えられるものと変えられないものを分ける
  • 変えられるものに注目し、取り組み方を考える
  • 自分をケアする時間を作り、とことん心のデトックスをする

自分の手の届く範囲で変えられるものを変え、働き方にメスと入れて無理ない業務内容にしていくことは大切ですし、そのために自分の働き方を振り返ったり、時には組織に対して意見を述べることも重要になってきます。

従業員のために職場環境や業務内容を柔軟に変えられない仕事場は、あなたがバーンアウトになったらすぐ見切りをつけて次の人を見つける可能性が高いです。

そうなる前に、自分と仕事と職場とを天秤にかけてキャリアを見直してみるのも良い方法かもしれませんね 😀 

 

本日のお話は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございます。

今日も素敵な1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)

ではまた明日お会いしましょう😊

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