【超重要!】相手の行動や考えを少しでも変えたいときに試したいこと

こんにちは~池さんです(#^^#)

今回のテーマはこちら!

【超重要!】相手の行動や考えを少しでも変えたいときに試したいこと

職場で働いているとき、同僚や部下に対して以下のように感じたことはありませんか?

「隣の席のAさん、電話の対応ちょっとマズイな~。その言い方だと相手に誤解されて嫌な思いさせちゃうよ~」
「Bさん、仕事は丁寧だけど書類の期日がいつもギリギリだな~。もう少し余裕を持って提出してもらいたいな」 

他にも、子どもに勉強を教えるときや、ママ友に子育てのアドバイスをするときなど、生活していると様々な場面で、相手により良い方法を伝えたくなるでしょう。

しかし、相手の間違いや弱点を指摘して、よい方向に導くのは意外とうまくいきません

相手にもプライドや自己肯定感があり、自分の言動を間違っているとは思っていないことが多く、すぐには相手の意見や評価を受け入れられないことが多いからです。

今回は、相手に少しでも自分の意見を聞き入れてもらい、行動や考えを変えるためにおススメな会話術をお伝えします☺

この記事は、以下のような人におススメです。

・同僚や部下、友人、子どもの言動を少しでも変えるためにはどうしたらいいか知りたい人
・営業や接客など人と関わる中で相手に別の視点や考え方を伝えたいと思っている人
・頑固で他人の考えを聞き入れない人にどう説得したら効果的か気になる人

【絶対外せない条件!】あなたと相手の関係性が良好でないと効果が期待しづらい

まずはじめに伝えておかなければいけないのは、これから紹介するあいての言動や意見を変えるための方法は、あなたと相手の関係が悪いと効果を発揮しません

当たり前かもしれませんが、嫌いな相手からの評価や指摘は聞き入れてもらいにくく、さらなる関係の悪化をもたらします。

相手に自分の意見や考えを聞き入れてもらい、相手の言動を変えるためには、まずあなたと相手の関係が良くなければいけません。

それは同僚であっても上司・部下であっても友人やママ友であっても自分の子どもであっても同じです。

日頃の何気ない会話ややり取りから相手の考えや意思を受け入ることが大切です。

決して、自分のこれまでの経験から相手のことを否定したり、改善点だけ指摘しないようにしましょう☺

【一方的に指摘してはダメ!】直してほしいところや聞き入れてほしい意見と同時に、相手の良い面/得意なこと/強みを伝える

相手の考えや行動を変えようとするとき、変えてほしい部分だけ伝えてはいませんか。

実はそれだけでは、相手は容易に自分を変えようとは思いません。

人は心も体も常に変化せず一定の状態にあると心地よさを感じます。

したがって、自分の意志とは関係なく他人から指摘を受け、自分の考えや行動を変えようとすることに強いストレスを感じます

例えば、最近あなたは夜食を食べすぎる日が続き、体重が増えてきているとしましょう。「痩せなきゃな~」と思いつつ、中々行動には移せません。

そんなとき、友人から「ちょっとお肉ついてきたんじゃない?ネットで流行ってる〇〇ってエクササイズ、すごくいいらしいよ。やってみたら?」と言われました。

「それって俺/私が太ってるから痩せろってこと!?」「あんたには関係ないじゃん。迷惑かけてるわけでもないし、ほっといてよ!」とあなたは思うかもしれません。

一方的に相手のダメなところや改善してほしい点を伝えても、あいてはそれに反発して聞き入れてくれないでしょう。

この時、「〇〇って仕事もバリバリこなせるから、運動とかもハマったらすごそう!」「計画的な〇〇だから、忙しい中でも5分くらい時間見つけてできそう」など相手の褒めポイントもくっつけて伝えると良いでしょう。

少なくとも、入りの段階で「ムリ!」と聞き入れてもらえないことは減りそうです☺

【自尊心を満たしてあげよう!】相手の伸びしろに注目し、信頼と期待を寄せる

小さい頃、親や先生から「あなたならもっとできる!」「きっとうまくいくよ!」などと言われ、やる気がでたり、頑張ろうと思えたりしたことはありませんか。

人は誰かに期待されたり希望を託されたりすると、それに応えようと自らを奮い立たせることがあります

「あなたなら大丈夫!きっとできる!」は成長を促してくれるパワーワードとも言えるでしょう。

これは言われた人の自信をも高めてくれる効果があり、他人から認められていると感じて自尊心も満たされやすくなります。

すると、「そのためには何が必要なんだろう」「どうしたらいいだろうか」と考える余地も生まれ、他人の意見や指摘も受け入れやすくなります☺

【長いものに巻かせてみる!】権力や影響力のある人、地位の高い人から伝えてもらう

母親から言われてもうんともすんとも言わなかった子どもが、父親から言われたらあっさり従った…なんてことはよく聞く話です。

これは、「何を」を言ったかではなく「誰が」言ったかが重要な証拠です。

校長先生、社長、専門家やプロの選手など権威のある人物から言われた言葉は、たとえ内容が多少引っかかることでも受け入れやすくなります。

「地位の高い人/実績のある人が言うのだから間違いない」と心のどこかで感じているからかもしれません。

なので、自分が言っても全く聞き入れてもらえない場合、相手にとって最も影響力のある人物から伝えてもらうよう根回しをしてもらうと良いでしょう☺

【見極めが大事!】相手が尊敬している人や憧れている人からメッセージを伝える。または、尊敬している人からの意見/発言であることを伝える

先ほどの権威的存在とは異なり、羨望や憧れを抱く人物も大きな力を持っています。

思春期くらいになると、親や先生の言うことではなく、身近な先輩や友達のお兄ちゃん・お姉ちゃんなど年の近い人の発言の方が重みを感じられることがあります。

自分より少し先を走る人の方が共感を得やすかったり、自分の気持ちを分かってもらえたりしやすいからかもしれません

メディアの発達により、Youtuberやプロスポーツ選手、著名人の言葉を見聞きする機会が増えています。

直接会って言葉を伝えられなくても、相手にとって尊敬のまなざしを向けられている人の言葉は、スッと心に残りやすいでしょう。

ウソをつくのは良くないですが、ときには多少解釈を変えて「あなたの好きな〇〇さんはこういってたよ」と伝えても良いかもしれないですね☺

【協力関係になろう!】「私も一緒にやるから、あなたもどう?」と誘ってみる

あなたは、友達から誘われて習い事を始めたり、イベントに参加したりした経験はありませんか。

私は、高校生の時に友人に声をかけられ、半年間だけダンス部に所属していました。

「一人ではやろうとすら思わないことでも、誰かと一緒ならまぁやってもいいか」と思えることは多々あると思います。

これは活動を共有できる楽しみや、失敗・挫折したときに支え合える安心感などが得られるため、行動を始める入口の負担やハードルを下げる効果があります

子どもが勉強を嫌がるのであれば、親も一緒に勉強したり、親にとって同じくらい腰が重くて行動に移せないことを始めると良いでしょう☺

【こちらも辛抱強く!】相手が行動に移せるまで/考えを変えるまで、とことん付き合う姿勢を見せる

自分の言動を変えることができない理由の1つに、「どうやったらいいか分からない」「困ったときに誰に頼ったらいいか判断できない」という手順や段取りの仕方の問題があります。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

山本五十六

有名な格言にもあるように、手順を1つ1つ丁寧に実演し、ともに取り組み、評価を与えないと人は行動に移そうと思えないこともあります。

逆に、見通しが持て、自分でもできそう!という自信がつけば、周りが手を放しても相手は勝手に行動するかもしれません。

エンジンがかかり、発進するまでは手を添え続けることも時には大事です☺

まとめ

本日は、【超重要!】相手の行動や考えを少しでも変えたいときに試したいことというテーマでお話しました。

今回の記事で紹介した内容をまとめると以下になります。

・あなたと相手の関係性が良好でないと効果が期待しづらい
・直してほしいところや聞き入れてほしい意見と同時に、相手の良い面/得意なこと/強みを伝える
・相手の伸びしろに注目し、信頼と期待を寄せる
・権力や影響力のある人、地位の高い人から伝えてもらう
・相手が尊敬している人や憧れている人からメッセージを伝える。または、その尊敬している人からの意見であることを伝える
・「私も一緒にやるから、あなたもどう?」と誘ってみる
・相手が行動に移せるまで/考えを変えるまで、とことん付き合う姿勢を見せる

ポイントは、「”何を”伝えるかより”誰が”伝えるか」「相手にとって言動を変えるハードルをできるだけ下げる」です。

ただ、相手の意見や考えを変えることは容易ではなく、変えようとしすぎるとかえってあなたとの関係性が悪くなる危険性もあります。

相手が受け入れやすいよう、あの手この手を使い、その時聞き入れてもらえなくても時間を置いたり、相手の気分が良いタイミングを見計らったりすると良いでしょう☺

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本日のお話は以上になります。今回のお話が少しでもあなたの生活の役に立てたら幸いです。

今日も素敵な1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)

 

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