【子育て世代必見】「居場所」が子どもの発達に与える影響

こんにちは~池さんです(#^^#)

口内炎が治らず苦しんでおります💦誰か治し方を教えてください 😥 

本日のテーマはこちら!

【子育て世代必見】「居場所」が子どもの発達に与える影響

あなたにとって子どもの頃、自分の居場所と思えるところはありましたか?

私が子どもの頃は家庭より、”友達”や”クラス”、”部活”など家庭外に自分の居場所がありました。

人によっては”家庭”だったり、”習い事”だったり、”祖父母宅”だったりします。

このように多様な子どもたちの居場所が心の健康にどのように機能しているのでしょうか。

では、子どもにとって居場所があることの意義を解説したいと思います😊

子育てに関する以下の記事もご参照ください。

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子どもにとっての居場所とは・・・

さて、子どもにとって居場所とはどのように機能しているのでしょうか。

今回は、主に小学生~高校生を子どもの対象として考えていきたいと思います。

就学前までは家庭(保護者)の養育が子どもの成長に大きな影響を与えます。

しかし、就学後からは家庭だけではなく多くの時間を学校や学童、習い事などで過ごすことになります。

E.H.エリクソンの発達段階から児童期は「勤勉性vs劣等感」、青年期は「同一性vs同一性の拡散」という発達課題に直面することになります。

詳しくは以下の記事をご参照ください。

エリクソンの発達段階とは|特徴や概要を徹底解説
エリク・ホーンブルガー・エリクソンは、ドイツ出身の発達心理学者です。精神分析家でアイデンティティの概念やエリクソンの心理社会的発達理論を提唱したことで有名です。この記事では、教育関係の話題で耳にするけれど、実はよく知らないエリクソンの「発達...

このような年齢の子どもたちにとってどの社会的枠組みから強く影響を受けるかは、その後の人間関係や社会的適応に多大なインパクトを残します。

このように行動や思考に強く影響を与える社会的集団を心理学では準拠集団と呼びます。

準拠集団が今回のテーマに合わせると「居場所」に相当するものになります。

子どもにとっての居場所が果たす機能とは・・・

では、実際に子どもたちの居場所が子どもたちにどのような影響を与えるのでしょうか。

これまで述べたように子どもにたちにとっての居場所は多種多様で一概に特定されるものではありません。

それぞれの子どもがそれぞれの居場所から影響を受けて常識や規範、価値観を吸収していると言えるでしょう。

これは子どもたちの成長にとって欠かすことのできない役割を担っています。

具体的には以下のような役割を果たすと言えます。

  1. 心の休憩所としての役割
  2. 人間関係の基礎を学習する場としての役割
  3. 行動規範や性格形成への影響としての役割

では、1つずつ解説していきましょう 💡 

心の休憩所としての役割

1つ目は、「心の休憩所としての役割」です。

子どもたちは家庭外の社会で勉強や部活、習い事など様々なタスクをこなし、たくさんの刺激を受けます。

これが子どもたちの成長を後押しするのと同時に、膨大なエネルギーを消費することも忘れてはいけません。

子どもたちも大人と同じように外で頑張った分はどこかでストレスを発散し、リフレッシュする機会を作らないと日々乗り越えることは難しくなります。

その機会を与えてくれるのが、「居場所」と言えます。子どもたちにとっての心の拠り所と言っても良いでしょう。

少なくとも、子どもたちが自分らしくいられたり、ありのままの自分を受け入れて温かみを感じられる場所であるのです。

そこでエネルギーを回復し、情緒を安定させることができます。

これらの場所は1つではなくいくつかあってもよく、それぞれの場所で休むことができると上手に日々の仕事がこなせていけるでしょう 😀 

人間関係の基礎を学習する場としての機能

2つ目は、「人間関係の基礎を学習する場としての役割」です。

子どもたちが家族外のコミュニティに所属することは、そのコミュニティで新たな人間関係を築いていくことを意味します。

その居場所では先輩・後輩の上下関係や挨拶、敬語、礼儀など社会的スキルを否が応でも身に付けていくでしょう。

これは社会人になる上でのいわば練習場のようなもので、そこではどれだけ失敗しても社会的制裁や責任を負う必要はありません(嫌な経験はするかもしれませんが、罪に問われることはほとんどないでしょう)。

たとえ失敗しても注意して叱ってくれる大人や先輩、仲間がいます。

ミクロな社会に所属して波にもまれることで社会的な成長が期待されます。

また、そのような居場所で新たな人間関係が構築され、生涯の友人や恩師に出会うことがあるかもしれません 💡 

行動規範や性格形成への影響としての役割

3つ目は、「行動規範や性格形成への影響としての役割」です。

これら居場所では、家族内で通用してたルールが通用しなくなることがあります。

その場所や場面で正しいとされる作法や決まりが存在し、それに沿った活動が展開されていきます。

それまで家族が絶対的な規範でしたが、一歩外に出てみるとコミュニティの数だけルールがあるのです。

そうしていくつかの集団に並行して属すことで様々な社会通念や価値観を吸収して大きく成長していくのです。

この積み重ねが性格を形成し、アイデンティティを作り、個性へと発展していくのです。

小さい頃に受ける影響はその後の人生において基盤となり基礎となります。

どのコミュニティに属するか、どんな人に出会うか、何の経験をするかは大人よりも発展途上の子どもたちの方がより大きい意味を持つでしょう 💡 

まとめ

本日は、【子育て世代必見】「居場所」が子どもの発達に与える影響というテーマでお話をしました。

小さい頃に所属していた集団やコミュニティはその後の社会生活や人間関係に大きな影響を与えます。

そこで何を経験し、どんな能力を高め、どんな価値観を育てたかは非常に重要なポイントです。

だからといって色んな習い事をさせたり、無理矢理行きたくもない場所に行かせるのは子どもたちの有能感や自尊心の育ちを奪ってしまう危険性があるのでおススメはしません。

子どもらしくのびのび過ごせる空間、存在を認められありのままを受け入れてくれる他者、間違いや失敗をして成長できる機会を得られる「居場所」が理想でしょう

保護者はそのような場所を子どもと一緒に見つけたり、外で頑張った子どもたちを温かく迎え入れ、労いの言葉をかけて明日の活力をチャージするようサポートする役割を果たせると良いでしょう。

結局は、家庭が一番の「居場所」である限り、子どもたちは”外”で自由に成長していくでしょう。

家庭が家庭として機能していることが、子どもたちにとって何より重要なことなのです 💡 

 

本日のお話は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございます。

今日も素敵な1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)

ではまた明日お会いしましょう😊

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