こんにちは~池さんです(#^^#)
最近ロボット掃除機を買ったのですが、お掃除している姿がどこか健気でかわいらしい… 😆
本日のテーマはこちら!
【実体験】同業者からパワハラを受けた過去~その経験から得たもの~前編
パワハラとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為である。
これまでの心理臨床経験の中で、1回だけ(正式には1人の同業者から2回)パワハラと呼べるレベルの扱いを受けたことがあります。
実際にスーパーヴィジョンの中でも話題にしたことがあり、自分自身がとても悩んでいました。
スーパーヴィジョンとは、心理治療において、セラピストが自分の担当事例についてスーパーバイザー(指導者)に報告し、適切な方向づけを得るための指導を受けることである。
出典先:心理学辞典
今回は私のパワハラ実体験をもとに得た見解をお話したいと思います 💡
きっかけはある日の些細なやり取り
これは私が思うパワハラのきっかけなので、実際にそうだったかは分かりません。
しかし、これ以外に思い当たるきっかけがないのでお話します。
それは、あるスクールカウンセラーの研修に参加したときの出来事です。
地域のスクールカウンセラーや学校関係者が参加する研修会に参加した帰り、同じ地区のスクールカウンセラーであるAさんが私に話しかけてきました。
挨拶程度の間柄だったので、きちんと話をするのは初めてでした。
Aさんはその地域では私よりも長くスクールカウンセラーをされている人で、臨床経験も私よりある中堅の心理士です。
Aさんは開口一番「池さん、スーパービジョンって受けてる?」と。
池さん「まだきちんと受けてはいないですけど、これから探していくところです」
Aさん「あっそうなんですね。何でこれまで受けてこなかったんですか?」
池さん「あっすいません。僕帰りこっちなので」
話の途中で帰り道が分かれたため、何だか中途半端な感じで解散しました。
これが私の思い当たるきっかけです。
「先輩に対して話の途中で逃げるとは・・・」と思われたのかもしれませんし、本当はその前に目をつけられていたかもしれません。
事実は分かりませんが、数少ない接触の中で思い当たるきっかけはこのくらいしかありません。
次に会ったときには印象が180度変わった
その日からしばらく日にちが空いて、次に会ったのは学校現場でした。
詳細は伏せますが、簡潔に言うと「クライエントの情報交換」をするために二人だけで話す機会がありました。
すると、クライエントの情報交換は名目だけでその時の内容は、私(池さん)がどれだけ専門家として未熟であるか、知識や経験が不足しているかなど一方的に責められるものでした。
今思えば確かに専門家として配慮が欠けている部分(面接の持ち方やインテーク面接の運び方など)は相当にあったなと思いますが、少なくともAさんに指摘されるものではないはずです(管理職や雇用先の上司などなら納得ですが)。
その時の私はただAさんの淡々とした受け答えにビクビクするしかありませんでした。
当時はかなり落ち込み、自信を失って自分を責めては「自分にスクールカウンセラーは向いていないのかな」と考えていました(これがパワハラの怖いところですね)。
しかし、事実のみを伝えた上で「この一件はパワハラなんじゃないか」と言ってくれる人がたくさんいました。
次第に自分も「そうだよな」と思うようになりました。ことを大きくしたくなかったのもあり、Aさんともその後しばらく会うこともなかったので、一旦問題は解決しました。
でも、パワハラはこれだけでは終わりませんでした・・・
約1年後、悲劇は繰り返される
月日は経って、約1年後再びAさんと二人きりになるシチュエーションが訪れます。
今度は「困難ケースの相談」です。これは私(池さん)が設定したのではなく、学校関係者の人がその場を設定してくれました(「他の心理士にも相談してみたら?」というご厚意だったようです)。
思わぬ事態に1年前の悪夢が蘇ります。
そしてやはり内容は前回と同様、ケースの見立ての指摘や知識不足について重箱の隅をつつくように問いただしてきます。
前回のことがあったので、ある程度覚悟していたのとそれなりに自分なりの面接の仕方が固まっていたので、指摘に対しては1つ1つ私なりの意図や考えを伝えました。
もはや「ケースの相談」ではなく「あらさがし」です。
極めつけは、Aさんが私(池さん)の話を勘違いしており、不当な指摘をしていたことは棚に上げてAさんは全く謝りませんでした。
さすがの池さんも黙っちゃいません!
この一件はさすがに腹が立ったので、地域のスクールカウンセラー担当者に報告しました。
すると、このような事案は過去に例がないらしく、すぐに組織の上層部まで話が通ったそうです。
そして、地域のスクールカウンセラーの統括主任が直々に会いに来てくれて、事情を話すことができました。
とても心配してくれて、私(池さん)の体調を気遣って忙しい中、親身に話を聞いてくれました。
それが影響しているのか分かりませんが、次年度はその地域の学校区から私(池さん)が外され、遠い別の地域の学校に異動になりました。
正直、私(池さん)の方が異動になったのは納得がいっていませんが、Aさんと今後は会う機会がなくなることを考えたらとても気が楽になりました。
環境調整が上手くいった実体験だと思います(笑)
私はAさんと年に数回しか会うことはなかったので大きな問題にはなりませんでしたが、これば毎日一緒に働く同僚だと思ったら背筋が凍る思いです。
ストレスフルな環境とはまさにこのことを言うのだなと身に染みて感じました。
私(池さん)もAさんとずっと仕事を一緒にする立場にいたら、恐らくもっと心身に不調をきたしていたでしょう。
普段は相談を受ける側ですが、今回は多方面に相談する側として貴重な経験だったと思う一方、パワハラを受けている人の心境が分かりました。
以上、池さんが同業者からパワハラを受けた過去でした 💡
まとめ
本日は【実体験】同業者からパワハラを受けた過去~その経験から得たもの~前編というテーマでお話をしました。
今回は、パワハラの事実的内容を主にお伝えしました。
まさか同業者から高圧的な態度や否定的な言動をされるとは思ってもいなくて最初は自責的になりましたが、周囲のサポートのおかげできちんとパワハラ案件として対応することができました。
次回は、このパワハラの一件から得た私の見解をお話したいと思います。
本日のお話は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も素敵な1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)
ではまた明日お会いしましょう😊
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