【SNS世代必見】承認欲求が強い人の特徴と上手な満たし方を解説

こんにちは~池さんです(#^^#) 

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【SNS世代必見】承認欲求が強い人の特徴と上手な満たし方を解説

スマートフォンの普及とともに、私たちの生活に欠かせない存在となったSNS。

便利なツールである一方、「いいね」の数やフォロワー数が気になったり、他人のキラキラした投稿を見て落ち込んだり…そんな経験はありませんか?

特に、現代社会を生きる若い世代、いわゆる「SNS世代」にとって、「承認欲求」はより身近で、時に悩ましいテーマとなっているかもしれません。

「もっと周りから認められたい」「自分の価値を誰かに証明したい」 こうした承認欲求は、人間なら誰しもが持つ自然な感情です。

しかし、それが強くなりすぎると、心が疲弊してしまったり、自分らしい生き方を見失ってしまったりすることもあります。

今回の記事では、SNS世代の皆さんが抱えがちな「承認欲求」に焦点を当て、その特徴と、自分自身を大切にしながら上手に欲求を満たしていくためのヒントを、臨床心理士の視点から解説していきます。

この記事に興味を持った方は、以下の記事も参考にしてみてください☺

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なぜ私たちは「認められたい」と感じるのか?承認欲求の背景

そもそも、なぜ私たちは他者からの承認を求めるのでしょうか。

人間の基本的な欲求の一つとして、心理学者のアブラハム・マズローは「承認(尊重)の欲求」を提唱しました。

これは、「集団に属したい」「仲間が欲しい」といった「社会的欲求」が満たされた後に現れる、「他者から認められたい、尊敬されたい」という欲求です。

この欲求が満たされることで、私たちは自信を持ち、自己肯定感を高めることができます。

つまり、承認欲求自体は、私たちが社会的な存在として生きていく上で、ごく自然で大切なものなのです。

しかし、現代社会、特にSNSが普及した環境は、この承認欲求を過剰に刺激しやすい側面を持っています。

  • 可視化される評価: 「いいね」やコメント、フォロワー数など、他者からの評価が具体的な数値や反応として目に見えやすくなりました。
  • 比較の容易さ: 他人の成功や充実した生活が、加工された情報も含めて、常に目に触れる機会が増え、自分と比較してしまいやすくなりました。
  • 手軽な自己アピール: SNSを通じて、自分の活動や考えを簡単に発信し、反応を得られるようになりました。

こうした環境が、私たちの「認められたい」という気持ちを、時に必要以上に駆り立ててしまうことがあるのです。

また、幼少期の経験や、自己肯定感の低さなども、承認欲求の強さと関連している場合があります☺

【あなたは当てはまる?】承認欲求が強い人の特徴8選

では、承認欲求が強くなっている時、具体的にどのような特徴が現れるのでしょうか。

いくつか代表的なものを挙げてみましょう。ご自身に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。

ただ、これらの特徴がいくつか当てはまるからといって、すぐに問題があるわけではありません。

しかし、もしこれらの傾向によって、あなたが生きづらさや苦しさを感じているのであれば、少し立ち止まって、承認欲求との付き合い方を見直してみるタイミングかもしれません☺

他人の評価が常に気になる

自分の言動が他人にどう思われているか、過剰に気にしてしまいます。

特にSNSでの反応(いいね、コメント、閲覧数など)に一喜一憂しがちです。

自分に自信が持てない

根底に自己肯定感の低さがあり、「他人に認められないと自分には価値がない」と感じてしまう傾向があります。

他人と自分を比較してしまう

SNSなどで他人の成功や充実ぶりを見ると、自分と比較して落ち込んだり、逆に優越感を抱いたりします。

「自分はあの人より劣っている(優れている)」という思考に囚われがちです。

自分の意見を言えない・周りに合わせすぎる

「嫌われたくない」「否定されたくない」という思いから、自分の本当の気持ちや意見を抑え込み、周りの意見や期待に合わせてしまいます。

注目を集めようとする

自分の存在を認めてもらいたい一心で、話を大げさに盛ってしまったり、自慢話が多くなったり、あるいは過度に自虐的になったりすることがあります。

「ノー」と言えない・頼まれごとを断れない

他者からの承認を得たい、良い人だと思われたいという気持ちから、自分のキャパシティを超えていても頼まれごとを引き受けてしまい、結果的に自分を追い込んでしまいます。

完璧主義な傾向がある

「すごい」「完璧だ」と認められたいあまり、何事にも完璧を求め、少しの失敗も許せないと感じてしまいます。

SNSに時間や心を奪われがち

常にSNSをチェックしていないと不安になったり、投稿への反応がないと落ち込んだり、SNS上の人間関係にエネルギーを使いすぎて疲弊してしまいます。

【もう振り回されない!】承認欲求と上手に付き合うためのヒント

強すぎる承認欲求に振り回されず、自分らしく健やかに生きていくためには、どうすれば良いのでしょうか。

ここでは、具体的なヒントをいくつかご紹介します☺

自分の「認められたい」気持ちの根源を探る

なぜ自分はこれほどまでに承認を求めているのだろう? と、一度深く考えてみましょう。

幼少期の経験、過去の成功体験や失敗体験、現在の環境など、様々な要因が絡み合っている可能性があります。

自分の欲求の根っこにあるものが見えてくると、客観的に捉えやすくなり、振り回されにくくなります。

信頼できる友人や家族、あるいはカウンセラーに話してみるのも良いでしょう。

「自己肯定感」を育む習慣を身につける

他者からの承認(他者評価)に依存するのではなく、自分で自分を認める「自己肯定感」を高めていくことが大切です。

    • 小さな「できた」を認める: 日々の生活の中で、自分が達成できたこと、頑張ったことを意識的に見つけて認め、「よくやったね」と自分自身を褒めてあげましょう。
    • 自分の長所・短所を受け入れる: 完璧な人間はいません。自分の良いところも、苦手なところや欠点も含めて、「これが自分なんだ」と受け入れる練習をしましょう。
    • ポジティブな言葉を使う: 自分に対して、「どうせ私なんて…」といった否定的な言葉ではなく、「私ならできる」「大丈夫」といった肯定的な言葉をかけるように意識しましょう。

他人との比較から距離を置く

SNSは便利なツールですが、比較地獄に陥りやすい側面もあります。

    • SNSとの付き合い方を見直す: 見る時間を決めたり、フォローするアカウントを厳選したり、時にはデジタルデトックス(SNSから離れる期間)を設けたりするのも有効です。
    • 「自分は自分、他人は他人」と割り切る: 人にはそれぞれの価値観や幸せの形があります。他人の基準に自分を合わせる必要はありません。自分の価値基準を大切にしましょう。
    • リアルな繋がりを大切にする: SNS上の繋がりだけでなく、家族や友人、同僚など、現実世界での温かい人間関係を大切にし、そこでのコミュニケーションを充実させましょう。

アサーティブなコミュニケーションを心がける

自分の意見や感情を抑え込んでしまう方は、「アサーション(Assertion)」と呼ばれる、自分も相手も尊重する自己表現を学ぶことが役立ちます。

    • 自分の気持ちや要求を正直に伝える: 相手を攻撃したり、卑屈になったりするのではなく、「私はこう思う」「私はこうしてほしい」と、素直な気持ちを適切な言葉で伝える練習をしましょう。(例:「申し訳ないけれど、今は手一杯なので、その仕事は引き受けられません」)
    • 「ノー」と言う勇気を持つ: 自分のキャパシティを超えた頼みごとや、納得できない要求に対しては、罪悪感を感じすぎずに断ることも大切です。断ることで、自分を守り、相手との健全な境界線を築くことができます。

「内側からの充実感」を大切にする

他者からの承認という「外側からの評価」だけでなく、自分が心から楽しい、やりがいがあると感じる「内側からの充実感」を満たす活動に目を向けましょう。

    • 好きなこと・得意なことに時間を使う: 趣味に没頭したり、自分のスキルを磨いたりする時間は、自己肯定感を高め、心の栄養になります。
    • 小さな目標を設定し、達成する喜びを味わう: 結果だけでなく、目標に向かって努力するプロセスそのものを楽しみ、達成感を積み重ねていくことが自信に繋がります。
    • 誰かの役に立つ経験をする: 見返りを求めず、ボランティア活動などに参加してみるのも良いかもしれません。誰かの役に立っているという実感は、承認欲求とは別の形で心を満たしてくれます。

心と体をケアする時間を確保する

忙しい毎日の中でも、意識的に休息を取り、心と体をリラックスさせる時間を作りましょう。

十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動は、心の安定に不可欠です。

また、自然に触れたり、マッサージを受けたり、好きな音楽を聴いたりするなど、自分が心地よいと感じる方法でリフレッシュしましょう。

必要であれば専門家のサポートを求める

承認欲求が強すぎて日常生活に支障が出ている、自己肯定感が著しく低い、気分の落ち込みが続くなど、一人で抱えるのが辛い場合は、臨床心理士やカウンセラーなどの専門家に相談することも考えてみてください。

客観的な視点からのアドバイスやサポートは、問題解決の大きな助けとなります。

まとめ

今回は、【SNS世代必見】承認欲求が強い人の特徴と上手な満たし方を解説というテーマでお話しました。

承認欲求は、誰もが持つ自然な感情であり、それ自体が悪いものではありません。

他者から認められることで、私たちは喜びを感じ、成長の糧とすることもできます。

しかし、その欲求が過剰になり、他人の評価に振り回されたり、自分を偽ったり、心身を疲弊させてしまったりするのは、とても苦しいことです。

特に、SNSによって他者との比較や評価が容易になった現代では、意識的に自分の心と向き合い、承認欲求との健全な距離感を保つことが求められています。

大切なのは、他者からの承認(外側の評価)だけに依存するのではなく、自分で自分を認め(内側の評価)、自分の価値観に基づいて行動し、内側からの充実感を育んでいくことです。

本日のお話は以上になります。

今回のお話が少しでもあなたの生活の役に立てたら幸いです。 

今日も素敵な1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)


【関連情報】さらに学びたい方へ

承認欲求や自己肯定感、コミュニケーションについて、さらに理解を深めたい方のために、いくつか参考となる書籍やウェブサイトをご紹介します。

書籍:

  • 『嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見 一郎, 古賀 史健 (著)
    • 承認欲求を否定し、対人関係の悩みを解消するためのアドラー心理学の考え方を対話形式で分かりやすく解説しています。
  • 『自分の「ものさし」で生きなさい ~「承認欲求」に振り回されないためのレッスン~ 』高濱 正伸 (著)
    • 子ども向けに書かれた部分もありますが、大人にとっても自分の価値基準を持つことの大切さを教えてくれます。
  • 『マンガでやさしくわかるアサーション』平木 典子 (著), 星井 博文 (シナリオ), 松浦 まみこ (イラスト)
    • 自分も相手も大切にするコミュニケーション(アサーション)について、マンガで分かりやすく学べます。
  • 『自己肯定感ノート』中島 輝 (著)
    • 自己肯定感を高めるための具体的なワークが紹介されており、実践しやすい一冊です。

ウェブサイト:

  • 厚生労働省 まもろうよこころ: https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
    • 様々な心の悩みに関する情報や相談窓口が紹介されています。
  • 特定非営利活動法人 日本臨床心理士会: https://www.jsccp.jp/
    • 臨床心理士に関する情報や、お近くの相談機関を探すことができます。
  • 一般社団法人 日本アサーション協会: http://assertion.jp/
    • アサーションに関する情報や講座の案内などが掲載されています。

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