【なくさないで!】ほどよいストレスが私たちの生活に欠かせないワケ

こんにちは~池さんです(#^^#)

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【なくさないで!】ほどよいストレスが私たちの生活に欠かせないワケ

日頃あまり良い意味では使われない「ストレス」ですが、実はストレスが全くない状態も人体には有害なのです。

そもそも、ストレスとは一体何なのでしょうか?

ストレスとは、心身の適応能力に課せられた要求およびその要求によって引き起こされる心身の緊張状態を表す概念である。

出典先:心理学辞典

つまり、環境に適応するために起こる心身の緊張状態のことを総称してストレスと言います。

この定義からもわかるように、ストレス自体は良い意味も悪い意味もなく、心と体が張りつめた状態だということができます。

適度なストレスは私たちの生存に必要ですが、過度なストレスは私たちの心身に良くない影響を及ぼすことが多々あります。

今日はそんな「ストレス」とテーマにしてお話をしていきたいと思います 💡 

メンタルブレイクや燃え尽き症候群に関する以下の記事もご参照ください。

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【気を付けないといけない!】過度なストレスが私たちの心身に及ぼす影響

まず始めに、世間的によく言われるストレスが私たちの心身に悪い影響を及ぼすパターンを見ていきましょう。

身体的な病気や疾患は見つからないのに体調を崩す

私たちが体調を崩した時、内科や眼科、神経科など身体症状を扱うお医者さんに罹るも、身体的な病因が見つからず、「異常なし」とだけ言われてしまうことがあります。

そして、挙句の果てには「ストレスかもしれませんね。ゆっくり休んで寝てください」とだけアドバイスされる。

そんなことは日常茶飯事だよっていう人もいるのではないでしょうか。

私もよく仕事で頭を使った時や、相談者や同業者に気を使いすぎた時なんかは頭が痛くなることがあります。

鎮痛剤を飲んだらすぐ良くなるので、頭痛薬は常備していますが、これは明らかにストレスが原因です。

他にも、腹痛・腰痛・肩こり・微熱・下痢・便秘など症状は様々です。

いわゆる「自律神経失調症」もストレスが原因であることが多いです。

自律神経失調症(症状・原因・治療など)|ドクターズ・ファイル
自律神経失調症とはどのような病気なのか、主な症状や特徴、治療方法や治療後の注意点について、医師監修の下で具体的に解説します。

疲れが取れにくかったり、眠りが浅く調子が上がらなかったりするのも、ストレスが関係して交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)が正常に機能していないことが根っこにある可能性があります。

心と体は密接に関連していることが分かりますね 😀 

「ストレス発散なんてどうしたらいいか分からない…」という方のために、自分に合ったストレス解消法を見つけるヒントを以下の記事で詳しく解説しているので、ご参照ください。

【超重要】自分にとってのストレス発散を探す一番良い方法
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心の安定が崩れて気分が優れない状態が続く

ストレスは私たちの体だけではなく、心にまで大きな影響を及ぼします。

例えば、イライラ・不安・悲哀・抑うつ・恐怖など様々な心理状態に陥ります。

これらの情緒の乱れは間接的に行動にも取って代わられますが、ストレスが原因で虐待をしてしまったりハラスメントをしたりネットで誹謗中傷をしたり人によって出し方も様々です。

昨年は新型コロナウイルス蔓延の影響もあり、世界中の経済や精神状態が不安定になったこともあり、ストレスを溜めやすい環境にあったと言えます。

そうした過度なストレスは私たちを疲れやすくし、イライラさせ、思いがけない行動に移させます。

時には、犯罪にも手を染めてしまう危険性もあります。

いつもと違う言動をしていることに気づいたら、それはストレスが強く影響している証拠だとみて、日頃の生活を振り返る機会にすると良いでしょう 💡 

健康に関して心理学的視点も含めて考察した以下の記事もご参照ください。

「健康」を4つの視点から徹底解説!~ウェルビーイングの観点も交えて~
こんにちは~池さんです(#^^#) 本日のテーマはこちら! 「健康」を4つの視点から徹底解説!~ウェルビーイングの観点も交えて~ あなたは自分の心の健康にどのくらい関心がありますか? メンタルヘルスの業界では、人々の心の健康を目的に日々活動...

【ストレスはいらないわけじゃない!】生活には適度なストレスが必要な理由

私たちの生活には往々にして「ストレス」がつきものです。

職場に行くのも、仕事をするのも、子どもの世話をするのも、食事をするのも、人と話をするのもすべてストレスの要因になります。

ストレスだらけの世の中ですが、そもそもこのストレスとは、環境からの刺激を真っ先に取り入れて、その刺激が危険なのか無視できるものなのか判断するための材料なのです。

脳が危険ではないと判断したら刺激への反応性は低くなりますが、脳が危険だと判断したら体に指令を出してすぐに刺激に対して臨戦態勢を取ります。

この臨戦態勢が、上記で挙げた心身への症状として現れます。

私たちは進化の過程で外敵に襲われる危険性は減り、比較的に身の安全は守られた環境で生活しています。国が違えば今でもその日に食べられる食事がなくて生活に苦しんでいる地域もあります。

これらの国の社会情勢の違いも、国民が受けるストレスのレベルに影響しています。

どちらにしても、その人にとって適度なストレス下にあることは周りに気を張って身の安全に意識を向けつつも、心身の健康には特に問題なく生活できることを意味します。

体や心に異変が出始めたらそれは黄色信号が点灯していると捉え、早めの対処が必要になってくるでしょう。

ストレス下から環境を変えるか、ストレス発散の方法を見つけるか、ストレスに対する考え方を変えるか、などの具体的対策が有効でしょう 💡 

最適なストレス状態にするため、過度なストレスを上手に抜く方法をいくつか例に挙げ、以下の記事にまとめてみました。

404 NOT FOUND | 【臨床心理士・公認心理師】池さんのだんだんブログ
心理の専門家である池さんが日常生活で役立つ心理学の知識を中心に発信しているブログです。

まとめ

本日は、【なくさないで!】ほどよいストレスが私たちの生活に欠かせないワケというテーマでお届けしました。

ストレスは私たちの生活にありふれた刺激として存在していますが、そのストレスとの付き合い方はこれからの私たちの心身の健康に重要なポイントとなってくるでしょう。

自分の好きなことや楽しめることがあれば辛い仕事も乗り切れる人は多いと思います。

このようにストレスが溜まっても上手に発散できる人は健康的であることが多いですし、ストレスが強い環境に身を置いている人は転職や休職などをして目下のストレスをコントロールするでしょう。

そもそも同じ刺激でもストレスに感じる人と感じない人にも分かれます。

自分がどんな状況に対してストレスを感じるのか、逆にどういう環境なら自分はストレスなく過ごすことができるのかを知っておくことはとても大事です。

あなたにとっての上手なストレスとの付き合い方の一助になれば幸いです 😀 

臨床心理士のカウンセリングの中で、ともにストレスとの向き合い方を考えたい人は、以下のサイトから最寄りのカウンセリング機関をお探しください。

一般社団法人 日本臨床心理士会.

 

本日のお話は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございます。

今日も素敵な1日をお過ごしください。池さんでした(#^^#)

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